特許
J-GLOBAL ID:201303009045700688

電気機器識別装置、電気機器識別方法および電気機器識別プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人日誠国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-170503
公開番号(公開出願番号):特開2013-038836
出願日: 2011年08月03日
公開日(公表日): 2013年02月21日
要約:
【課題】1台のセンサに接続された複数の電気機器の台数如何に関わらず動作中の電気機器を迅速かつ正確に識別することが可能な電気機器識別装置を提供する。【解決手段】動作中の電気機器が未知の状態で1台のセンサにて電力測定部11において測定した複数の電気機器300の総消費電力ベクトル量を、データ記憶部15にあらかじめ蓄積した各電気機器300の単独動作時における単独消費電力ベクトル量と纏めて、1つの非負値行列として測定電力合成部12にて合成した後、合成した前記非負値行列に対して、NMF演算部13にて非負値行列分解を行うことによって、非負値の基底ベクトル行列と非負値の重み行列とのベクトル積に分解し、分解した結果に基づいて、動作している電気機器300が未知の状態で消費電力量の合計値を観測した際に動作中の状態にあった電気機器300を電気機器抽出部14にて抽出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電力需要家の宅内や事務所に設置されている複数の電気機器の消費電力量の合計値を1台のセンサによって観測した結果に基づいて、複数の前記電気機器のうち動作中の状態にある電気機器を識別する電気機器識別装置であって、1台の前記センサによって観測した複数の前記電気機器の消費電力量の合計値を総消費電力ベクトル量として測定する電力測定部と、前記電気機器それぞれが単独動作した際の消費電力量をそれぞれの単独消費電力ベクトル量としてあらかじめ蓄積するデータ記憶部と、複数の前記電気機器のうち動作している電気機器が未知の状態で前記電力測定部により測定した前記総消費電力ベクトル量を、前記データ記憶部にあらかじめ蓄積した前記電気機器それぞれの前記単独消費電力ベクトル量と纏めて、1つの非負値行列として合成する測定電力合成部と、該測定電力合成部が合成した前記非負値行列に対して、非負値行列分解(NMF: Non-negative Matrix Factorization)を行うことによって、非負値の基底ベクトル行列と非負値の重み行列とのベクトル積に分解するNMF演算部と、該NMF演算部において前記非負値行列分解を行った結果に基づいて、複数の前記電気機器のうち動作している電気機器が未知の状態で前記電力測定部により前記総消費電力ベクトル量を測定した際に動作中の状態にあった電気機器を抽出する電気機器抽出部と、を少なくとも備えて構成されていることを特徴とする電気機器識別装置。
IPC (2件):
H02J 13/00 ,  G01R 21/00
FI (2件):
H02J13/00 301A ,  G01R21/00 P
Fターム (1件):
5G064AC09

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