特許
J-GLOBAL ID:201303009861601191

引き出しスライド機構のための同期化デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 村山 靖彦 ,  志賀 正武 ,  渡邊 隆 ,  実広 信哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-251993
公開番号(公開出願番号):特開2013-106953
出願日: 2012年11月16日
公開日(公表日): 2013年06月06日
要約:
【課題】ダンパー構造を備えた同期化デバイスを提供すること。【解決手段】一対をなす引き出しスライド機構(3)のスライド移動を同期させるための同期化デバイスであって、ラック部材(41)と移動ダンパー(42)とを備えたガイドユニット(4)と;ピニオンシャフト(61)とスピンドル(62)とピニオンギヤ(63)とを備えた回転機構(6)と;を具備し、ピニオンギヤ(63)が、移動ダンパー(42)上を回転移動する際には、ピニオンギヤ(63)が持ち上げられ、これにより、ガイドユニット(4)と回転機構(6)との間における圧力が増大され、これにより、ガイドユニット(4)と回転機構(6)との間における摩擦力が増大され、これにより、回転機構(6)の回転を減速させて制動し得るものとされている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
一対をなす引き出しスライド機構(3)のスライド移動を同期させるための同期化デバイスであって、 前記引き出しスライド機構(3)の各々に対して取り付けられた一対の長手方向のガイドユニット(4)であるとともに、各ガイドユニット(4)が、複数のラック歯(412)を有して形成されたラック部材(41)と、前記ラック部材(41)に対して連結されかつ前記ラック部材(41)に対して長手方向において位置合わせされた移動ダンパー(42)と、を備えているような、一対の長手方向のガイドユニット(4)と; 一対のピニオンシャフト(61)と、前記ピニオンシャフト(61)どうしの回転を同期させるために前記ピニオンシャフト(61)どうしを相互連結するスピンドル(62)と、前記ピニオンシャフト(61)のそれぞれに対して連結されていて前記ガイドユニット(4)のそれぞれに対して噛合した一対のピニオンギヤ(63)と、を備えた回転機構(6)であるとともに、前記ピニオンシャフト(61)の各々が、軸支部分(611)と、前記スピンドル(62)に対して連結されたスピンドル連結部分(612)と、を有し、前記軸支部分(611)が、チューブ状部分(614)と、このチューブ状部分(614)を囲む非剛直な外側カバー(615)と、を有し、前記スピンドル連結部分(612)が、前記チューブ状部分(614)の内部において同軸的に延在しており、前記チューブ状部分(614)と前記スピンドル連結部分(612)とが、協働して、環状の挿入スペース(619)を規定しており、前記回転機構(6)が、さらに、一対の移動伝達コネクタ(5)を備え、それら移動伝達コネクタ(5)の少なくとも一方が、前記ピニオンシャフト(61)を軸支するためのシャフト支持ボディ(56)と、前記ピニオンシャフト(61)に対して当接し得るようにして前記シャフト支持ボディ(56)内に配置された潤滑性ボディ(54)と、を有しているような、回転機構(6)と; を具備し、 前記ピニオンギヤ(63)が、前記ラック部材(41)上を移動して前記移動ダンパー(42)上を回転移動する際には、前記ピニオンギヤ(63)が持ち上げられ、これにより、前記ガイドユニット(4)と前記回転機構(6)との間における圧力が増大され、これにより、前記ガイドユニット(4)と前記回転機構(6)との間における摩擦力が増大され、これにより、前記回転機構(6)の回転を減速させて制動し得るものとされていることを特徴とする同期化デバイス。
IPC (2件):
A47B 88/04 ,  A47B 88/10
FI (2件):
A47B88/04 Z ,  A47B88/10 A
Fターム (11件):
3B060NA01 ,  3B060NB04 ,  3B060NB09 ,  3B060NC02 ,  3B060ND04 ,  3B060ND07 ,  3B060NE01 ,  3B060NE02 ,  3B060NE05 ,  3B060PA04 ,  3B060PB07

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