特許
J-GLOBAL ID:201303011190385973

表示体および表示体の観察方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-038346
公開番号(公開出願番号):特開2013-174683
出願日: 2012年02月24日
公開日(公表日): 2013年09月05日
要約:
【課題】高度な偽造防止効果を有する表示体を提供することにある。【解決手段】光透過性を持つ基材と、前記基材の一方の面上に少なくとも1つの誘電体層と少なくとも1つの金属層が交互に積層された積層体を具備する表示体であって、前記基材と前記積層体の誘電体層が隣接し、少なくとも1つの前記誘電体層の一部領域において周期的な凹凸構造が具備されている。そうすることで、周期的な凹凸構造により回折光が観察可能となり、かつ表示体を光に透過させた時に観察される観察像が有彩色を呈する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
周期構造による回折光を用いた表示体であって、少なくとも、 光透過性基材と、 光透過性基材の片面に、少なくとも1層の誘電体層と少なくとも1層の金属層とが交互に積層された積層体を備えてなり、 前記誘電体層は、前記基材と隣接し、且つ一部の領域に山部と谷部からなる周期的な凹凸構造を備えており、 前記谷部において前記誘電体層と前記金属層からなる第1界面領域が含まれる平面と前記山部において前記誘電体層と前記金属層からなる第2界面領域が含まれる平面は、前記基材の表面と略平行であり、且つ前記基材の法線方向において異なる高さで形成されており、 前記第1界面領域と前記第2界面領域は、長辺および短辺の長さがそれぞれ10nm以上400nm以下であり、 前記金属層が、前記第1の界面領域および前記第2の界面領域のうち少なくとも一方の界面領域に積層されており、 前記第1界面領域と前記第2界面領域の高さの差分が、前記金属層の層厚の3倍以上10倍以下であり、 前記金属層の可視光波長領域における複素誘電率の実部が、負の値であることを特徴とする表示体。
IPC (3件):
G02B 5/18 ,  B42D 15/10 ,  B32B 15/08
FI (5件):
G02B5/18 ,  B42D15/10 501P ,  B42D15/10 531B ,  B42D15/10 501G ,  B32B15/08 E
Fターム (24件):
2C005HA02 ,  2C005HB01 ,  2C005HB10 ,  2C005JB09 ,  2C005KA01 ,  2C005KA09 ,  2H249AA03 ,  2H249AA13 ,  2H249AA40 ,  2H249AA60 ,  4F100AB01C ,  4F100AB01E ,  4F100AT00A ,  4F100BA05 ,  4F100BA07 ,  4F100BA08 ,  4F100BA10A ,  4F100BA10E ,  4F100DD01B ,  4F100GB90 ,  4F100JG05B ,  4F100JG05D ,  4F100JN01A ,  4F100YY00B

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