特許
J-GLOBAL ID:201303011304325143

リップ溝形鋼接合構造及び架台

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 前田 勘次 ,  大矢 正代
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-258723
公開番号(公開出願番号):特開2013-113350
出願日: 2011年11月28日
公開日(公表日): 2013年06月10日
要約:
【課題】リップ溝形鋼同士またはリップ溝形鋼に他の部材を接合する作業が容易で、且つ、接合位置の微調整が可能なリップ溝形鋼接合構造を提供する。【解決手段】リップ溝形鋼接合構造は、形鋼内幅がNで溝15の幅がWであるリップ溝形鋼10と、座体21を備える第一接合部材1と、雄ネジ(ボルト50)及び雌ネジ(雌ネジ部35)による締結により、座体との間でリップ片11を挟持する第二接合部材40とを具備する。座体は、短辺の長さがWより短い仮想長方形から、隣り合わない一対の第一角部A1が切り欠かれた形状の外形を有し、切り欠かれた一対の第一角部において、対向する点を結んだ第一対角線の長さは何れもNより短く、他の一対の第二角部A2の頂点を結んだ第二対角線の長さはNより長い。座体の回転により一対の第二角部が、リップ溝形鋼の一対の側面部12の内表面17にそれぞれ当接し、係止される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
長軸方向に延びる溝を挟んだ一対のリップ片、それぞれの前記リップ片と垂直な一対の側面部、及び、それぞれの前記側面部と垂直で前記リップ片と対向する背面部を備えることにより、コ字形の開端が内側に屈曲した断面形状を呈し、一対の前記側面部の内表面間の距離がNで前記溝の幅がWであるリップ溝形鋼と、 該リップ溝形鋼の内側で平坦面を前記リップ片の内表面に当接させる座体を備える第一接合部材と、 前記リップ片の外表面に当接させる当接部、及び、前記リップ溝形鋼の接合対象物を支持させる対象物支持部を備える第二接合部材とを具備し、 前記第一接合部材及び前記第二接合部材が雄ネジ及び雌ネジによって締結されることにより、前記座体と前記当接部との間に前記リップ片が挟持されており、 前記座体は、横断面の外形が、短辺の長さがWより短い仮想長方形の隣り合わない一対の第一角部及び隣り合わない他の一対の第二角部の内、一対の前記第一角部において、対向する二点を結んだ第一対角線の長さがNより短くなるよう切り欠かれた第一角部切欠形状を呈すると共に、一対の前記第二角部の頂点を結んだ第二対角線の長さがNより長い形状を呈する係止部を備えており、 一対の前記第二角部が、前記リップ溝形鋼の一対の前記側面部の内表面にそれぞれ当接している ことを特徴とするリップ溝形鋼接合構造。
IPC (1件):
F16B 37/04
FI (1件):
F16B37/04 K
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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