特許
J-GLOBAL ID:201303012825482152

酸化物焼結体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深井 敏和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-041457
公開番号(公開出願番号):特開2013-177262
出願日: 2012年02月28日
公開日(公表日): 2013年09月09日
要約:
【課題】低抵抗でかつ優れた導電性を有する酸化亜鉛系透明導電膜を、再現性よく安定して形成し得る酸化物焼結体を提供する。【解決手段】本発明の酸化物焼結体は、実質的に亜鉛と、チタンと、酸素と、ガリウムおよびアルミニウムからなる群より選ばれる少なくとも1種の微量添加元素とからなり、前記亜鉛、前記チタンおよび前記微量添加元素(TE)の合計に対する前記チタンの原子数比[Ti/(Zn+Ti+TE)]が、0.02を超え0.1以下であり、前記亜鉛、前記チタンおよび前記微量添加元素(TE)の合計に対する前記微量添加元素(TE)の原子数比[TE/(Zn+Ti+TE)]が、0.005以上0.06以下であり、前記チタンの由来が、X線回折でTiO(II)単相の結晶構造を有する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
実質的に亜鉛と、チタンと、酸素と、ガリウムおよびアルミニウムから選ばれる少なくとも1種の微量添加元素とからなる酸化物焼結体であって、 前記亜鉛、前記チタンおよび前記微量添加元素(TE)の合計に対する前記チタンの原子数比[Ti/(Zn+Ti+TE)]が、0.02を超え0.1以下であり、 前記亜鉛、前記チタンおよび前記微量添加元素(TE)の合計に対する前記微量添加元素(TE)の原子数比[TE/(Zn+Ti+TE)]が、0.005以上0.06以下であり、 前記チタンの由来が、X線回折でTiO(II)単相の結晶構造を有し、かつ以下の(I)〜(IV)の少なくとも1つの条件を満足するTiO(II)であることを特徴とする、酸化物焼結体。 (I)示差熱-熱重量同時(TG-DTA)測定による重量変化が、600°Cまでの昇温で5.5%以上20%以下 (II)示差熱-熱重量同時(TG-DTA)測定による重量変化が、800°Cまでの昇温で16.5%以上51%以下 (III)電子線マイクロアナライザ(EPMA)測定による酸素とチタンとのモル比O/Tiが、0.012以上0.5以下 (IV)走査型分析電子顕微鏡(SEM-EDX)測定による酸素とチタンとの原子数比が、0.004以上0.165以下
IPC (3件):
C04B 35/453 ,  C23C 14/34 ,  C23C 14/08
FI (3件):
C04B35/00 P ,  C23C14/34 A ,  C23C14/08 C
Fターム (21件):
4G030AA16 ,  4G030AA32 ,  4G030AA34 ,  4G030AA36 ,  4G030BA02 ,  4G030BA15 ,  4G030GA24 ,  4G030GA26 ,  4G030GA27 ,  4G030GA29 ,  4K029AA09 ,  4K029BA49 ,  4K029BB07 ,  4K029BC09 ,  4K029CA03 ,  4K029CA05 ,  4K029DB05 ,  4K029DC05 ,  4K029DC09 ,  4K029DC34 ,  4K029DC39

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