特許
J-GLOBAL ID:201303013706900830

高圧ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-015370
公開番号(公開出願番号):特開2013-079655
出願日: 2013年01月30日
公開日(公表日): 2013年05月02日
要約:
【課題】 燃料ギャラリへ戻される燃料の流速が速くなった場合にも十分に脈動を抑制することが可能な高圧ポンプを提供する。【解決手段】 加圧側通路58の延長領域Rを燃料ギャラリ31の内部に想定し、当該延長領域Rが底部15とは反対側のダンパユニット32の蓋部14側へ延びるように構成する。ダンパユニット32は、蓋部14側及び底部15側に配置される2枚のダイアフラム33、34が周縁部で接合されてなるダンパ部材35と、燃料ギャラリ31の底部15に配置される底側支持部36と、底側支持部36との間にダンパ部材35の周縁部を挟み込むように押圧される蓋側支持部37とで構成されている。蓋側支持部37は、蓋部14側のダイアフラム34を周方向に囲繞し、当該ダイアフラム34を内面とする蓋部14側へ開口するギャラリ部分空間41を形成する筒状壁40を有している。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
燃料を供給するための燃料インレット(19)の開口(19a)を底部に有する燃料ギャラリ(31)から、燃料が加圧される加圧室(12)までを接続する加圧側通路(58)と、 前記加圧室を容積変化させると共に、前記加圧室の容積変化に伴い容積変化する可変容積室(75)を形成するプランジャ(71)と、 前記可変容積室から、前記燃料インレットの開口とは異なる前記燃料ギャラリの底部(15)の開口(18a)までを接続する容積室通路(18)と、 前記燃料ギャラリの内部に配設され、当該燃料ギャラリ内部の燃料圧力の変化を抑制するダンパユニット(32)と、 弾性部材(38)を介して前記ダンパユニットを押圧した状態で前記燃料ギャラリを閉塞する蓋部(14)と、 を備え、 前記加圧側通路は、前記加圧室から前記燃料ギャラリへ前記プランジャによって戻される燃料の主流が前記底部とは反対側の前記ダンパユニットの蓋部側へ向かうよう形成されており、 前記加圧側通路を前記燃料ギャラリの内部に向かって延長した仮想の延長領域(R)が前記底部とは反対側の前記ダンパユニットの蓋部側へ延びるよう構成されており、 前記ダンパユニットは、前記蓋部側及び前記底部側に配置される2枚のダイアフラム(33、34)が周縁部で接合されてなるダンパ部材(35)と、前記燃料ギャラリの前記底部に配置される底側支持部(36)と、前記底側支持部との間に前記ダンパ部材の周縁部を挟み込むように押圧される蓋側支持部(37)とで構成されており、 前記蓋側支持部は、前記蓋部側のダイアフラム(34)を周方向に囲繞し、当該ダイアフラムを内面とする前記蓋部側へ開口するギャラリ部分空間(41)を形成する筒状壁(40)を有していること を特徴とする高圧ポンプ。
IPC (2件):
F02M 59/26 ,  F02M 59/44
FI (4件):
F02M59/26 330N ,  F02M59/44 E ,  F02M59/44 V ,  F02M59/26 330P
Fターム (4件):
3G066BA12 ,  3G066BA22 ,  3G066CA03 ,  3G066CB18
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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