特許
J-GLOBAL ID:201303014431548495

モータトルクの設定方法及び設定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人前田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-026565
公開番号(公開出願番号):特開2013-165554
出願日: 2012年02月09日
公開日(公表日): 2013年08月22日
要約:
【課題】埋込磁石型同期モータの初期トルクを設定するモータトルクの設定方法及び装置において、迅速且つ確実に計算を収束させて、減磁後の総トルクを高い精度で算出する。【解決手段】高温でのB-Hカーブデータに基づき磁場解析を行って、高温における、永久磁石の各要素における所定回転角度毎の表面磁束密度B’を算出する(S7)。次いで、各要素毎に、表面磁束密度B’の最小値Bmin’を算出する(S8)とともに、各要素毎に、磁化パラメータを算出する(S9)。実験データに基づき設定された、磁化パラメータと不可逆減磁率との相関関係データに基づいて、算出された磁化パラメータから各要素の減磁率を算出し(S10)、かかる各要素の減磁率に基づいて、減磁後の総トルクTa’を算出する(S11,S12)。【選択図】図3
請求項(抜粋):
少なくとも演算部及び記憶部を有するコンピュータを用いて、ロータコアに永久磁石が埋め込まれたモータの初期トルクを設定するモータトルクの設定方法であって、 上記演算部が、上記記憶部に予め記憶されている、上記永久磁石材料の高温でのB-Hカーブデータを読み出し、当該高温でのB-Hカーブデータに基づき有限要素法による磁場解析を行って、高温における、上記永久磁石の各要素における所定回転角度毎の表面磁束密度を算出する磁束密度算出工程と、 上記演算部が、上記永久磁石の各要素毎に、上記所定回転角度毎の表面磁束密度の中から、高温での表面磁束密度の最小値を算出する最小磁束密度算出工程と、 上記演算部が、上記永久磁石の各要素毎に、上記表面磁束密度の最小値としての動作点に対応する磁化を、残留磁束密度で除した値である磁化パラメータを算出する磁化パラメータ算出工程と、 上記演算部が、上記記憶部に予め記憶されている、実験データに基づき設定された、磁化パラメータと不可逆減磁率との相関関係データを読み出し、当該相関関係データに基づいて、上記算出された磁化パラメータから、上記永久磁石の各要素における減磁率を算出する減磁率算出工程と、 上記演算部が、上記永久磁石の各要素における減磁率に基づいて、減磁後の総トルクを算出するトルク算出工程と、を含むことを特徴とするモータトルクの設定方法。
IPC (2件):
H02K 1/27 ,  G01R 33/12
FI (2件):
H02K1/27 501Z ,  G01R33/12 M
Fターム (9件):
2G017BA15 ,  2G017CB18 ,  2G017CC06 ,  5H622AA03 ,  5H622CA02 ,  5H622CA07 ,  5H622CA10 ,  5H622CA14 ,  5H622CB05
引用特許:
審査官引用 (3件)

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