特許
J-GLOBAL ID:201303015233857098

呼吸器アセンブリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 正二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-117856
公開番号(公開出願番号):特開2013-166049
出願日: 2013年06月04日
公開日(公表日): 2013年08月29日
要約:
【課題】呼吸器アセンブリでは、排気中に汚染された吸気の全てが排気されないため、排気されなかった汚染吸気は、連続する新鮮な吸気の導入に対抗し、その結果患者には十分な酸素が与えられない。この欠点を回避しようとして、汚染された吸気を追い出すため、上記の人工呼吸器が新鮮な吸気を送る圧力を高める。然し、それでは、特に患者が子供である場合、患者を傷つける危険がある。この欠点を克服する呼吸器アセンブリを提供する。【解決手段】呼吸器アセンブリのプローブIIIは一方向バルブ5、6を備えた2つ通路11、20からなる。プローブの2つの別個の通路の遠位端は、共通して、上記の患者の呼吸器系に挿入され、近位端は、共通して、各々一方向バルブを介して人口呼吸器の出口3に連結され、上記の一方向バルブの一方は、連結される通路の近位端から遠位端への方向に(気体を)流し、他方は、反対方向に流す。【選択図】図5
請求項(抜粋):
- 出口を備えた人工呼吸器であって、この出口を通って ・ 患者の排気に対応する汚染された呼気パルスを受け取り、 ・ この汚染された呼気パルスに応答して、上記患者の吸気に対応する新鮮な吸気パルスを発生する人工呼吸器と、 - 呼吸器プローブであって、その遠位端は上記の患者の呼吸器系に挿入されるようになされ、その近位端は上記の人工呼吸器の出口に連結されている呼吸器プローブ とからなり、 - 上記のプローブは2つの別個の通路からなり、 ・ 上記の2つの別個の通路のうち一方の通路の遠位端と他方の通路の遠位端とが、共通して、上記の患者の呼吸器系に挿入されるようになされ、 ・ 上記の一方の通路の近位端が、一方向バルブを介して上記の人工呼吸器の出口に連結され、かつ、上記の他方の通路の近位端が、上記の一方向バルブとは別個の一方向バルブを介して上記の人工呼吸器の出口に連結されており、 - 上記一方向バルブの一方は、それが連結されている通路の近位端から遠位端への方向に(吸気を)流し、その他方は、それが連結されている、上記の通路の他方の遠位端から近位端への方向に流し、 - 上記の2つの別個の通路は、それぞれの上記一方向バルブよりも遠位端側の部分で同軸であり、 - 上記の2つの別個の通路は、それぞれ、可撓性チューブにより構成された中央通路、および上記可撓性チューブを囲む可撓性スリーブにより構成された周方向通路を有し、 - 上記可撓性スリーブの遠位端は上記可撓性チューブの遠位端に硬く結合されており、この可撓性チューブはその遠位端近くに、上記の可撓性スリーブの内側に配置されて上記中央通路と上記周方向通路とを連通させる少なくとも1つの横断通路を備えることを特徴とする呼吸器アセンブリ。
IPC (1件):
A61M 16/00
FI (1件):
A61M16/00 343
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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