特許
J-GLOBAL ID:201303017217668652

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 岡 憲吾 ,  住友 教郎 ,  室橋 克義 ,  笠川 寛 ,  染矢 啓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-105626
公開番号(公開出願番号):特開2013-233824
出願日: 2012年05月07日
公開日(公表日): 2013年11月21日
要約:
【課題】偏摩耗が生じにくい空気入りタイヤの提供の提供。【解決手段】タイヤのトレッド4は、キャップ層52とこのキャップ層52よりも半径方向において内側に位置するベース層54とを有している。このベース層54の厚みTbに対するキャップ層52の厚みTcの比(Tc/Tb)は、車輌の幅方向において変動する。キャップ層52の貯蔵弾性率E'cは、ベース層54の貯蔵弾性率E'bよりも大きい。トレッド4は、車輌の幅方向において、タイヤの赤道CLからずれた位置に、比(Tc/Tb)が小さい点Pを有する。点Pとトレッド4の表面の曲率半径の中心点とを結ぶ直線LPの、赤道からの角度の絶対値は、車輌のキャンバー角CAの0.3倍以上2.0倍以下である。点Pから幅方向内側に向かって、比(Tc/Tb)は徐々に増加する。点Pから幅方向外側に向かって、比(Tc/Tb)は徐々に増加する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
そのサスペンションがキャンバー角CAを有する車輌に装着される空気入りタイヤであって、 キャップ層とこのキャップ層よりも半径方向において内側に位置するベース層とを有しており、このベース層の厚みTbに対するキャップ層の厚みTcの比(Tc/Tb)が車輌の幅方向において変動するトレッドを備えており、 上記キャップ層の貯蔵弾性率E'cが、上記ベース層の貯蔵弾性率E'bよりも大きく、 上記車輌の幅方向において、上記タイヤの赤道からずれた位置に、上記比(Tc/Tb)が小さい点Pを有しており、 上記点Pと上記トレッドの表面の曲率半径の中心点とを結ぶ直線の、上記赤道からの角度の絶対値が、上記キャンバー角CAの0.9倍以上1.5倍以下であり、 上記点Pから幅方向内側に向かって、上記比(Tc/Tb)が徐々に増加し、 上記点Pから幅方向外側に向かって、上記比(Tc/Tb)が徐々に増加する空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C 11/00 ,  B60C 5/00
FI (3件):
B60C11/00 B ,  B60C5/00 H ,  B60C11/00 D

前のページに戻る