特許
J-GLOBAL ID:201303017528271721

筐体の密閉扉用ハンドル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-123503
公開番号(公開出願番号):特開2013-249598
出願日: 2012年05月30日
公開日(公表日): 2013年12月12日
要約:
【課題】取り付け座、受け金具が、筐体の開口周縁枠の内側面、扉の外側面にそれぞれ面付けでき、両側面の間隙内に納まって、外部に露出しないハンドル装置を提供する。【解決手段】本体3の取り付け座7は扉25の側面に、受け金具2の基板4は、開口の側面にそれぞれ面付けされ、把手部11のみが前面に露出し、他は間隙26内に納まる。扉25の開閉は、ハンドル体8を扉と同方向へ引く、又は押す操作により、それぞれ円滑、かつ確実に実行される。ハンドル体8が締め付け方向へ回動する途上で受け金具2の係合ローラ5に掛かるので、扉25が筐体21側へ引き寄せられ、パッキング27を圧縮して、開口22が密閉される。押し出し突部13は、ハンドル体8が解放方向への回動する途上で、受け金具2の当接片6を押すので、筐体21内が負圧でも、容易に扉25を開ける。【選択図】図1
請求項(抜粋):
前面側に開口を有する筐体の開口周縁枠の内側が後方へ落ち込んだ段部を有し、筐体の開口を密閉する扉の閉鎖時に、扉の周縁が開口周縁枠の段部内に納まるように構成されるものにおける扉のハンドル装置であって、 前記筐体の開口周縁枠の段部に取り付けられる受け金具と、前記扉の閉鎖時に受け金具に対して係合離脱自在に対向するように扉の周縁部に取り付けられる本体と、を具備し、 前記受け金具は、前記筐体の段部内側面と閉鎖時における前記扉の外側面との間隙内に納まるように配置され、当該段部内側面に固着される基板と、この基板から直角に支持軸が起立する係合ローラと、基板の前縁から直角に起立する当接片と、を具備し、 前記本体は、前記扉の周縁部の外側面に固着されるほぼ平板状の取り付け座と、この取り付け座に筐体の前面と平行な枢軸により枢着され締め付け位置と解放位置の間を回動自在のハンドル体と、を具備し、 前記ハンドル体は、前記筐体の段部内側面と閉鎖時における前記扉の外側面との間隙内において前記枢軸を中心に回動可能なほぼ平板状のレバー部と、このレバー部に対して直角に屈折し締め付け位置において扉の前面にほぼ平行に近接するほぼ平板状の把手部とを具備し、 前記ハンドル体のレバー部は、締め付け方向への回動途上で前記受け金具の係合ローラに係合して相対的にこれを引き寄せる鎌部と、解放方向への回動途上で受け金具の前記当接片を押して相対的にこれを押し離す押し出し突部と、を具備することを特徴とする筐体の密閉扉用ハンドル装置。
IPC (1件):
E05B 1/00
FI (1件):
E05B1/00 311F
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 開口部ロック装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-228929   出願人:タキゲン製造株式会社

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