特許
J-GLOBAL ID:201303017583956423
ポリプロピレン系樹脂フィルムおよびその用途
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人SSINPAT
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-123608
公開番号(公開出願番号):特開2013-209666
出願日: 2013年06月12日
公開日(公表日): 2013年10月10日
要約:
【課題】耐熱性に優れるとともに透明性、柔軟性および耐衝撃性のいずれにも優れ、食品および医薬品容器を提供する。【解決手段】下記要件(1)〜(3)を同時に満たす、厚さ10〜500μmのポリプロピレン系樹脂フィルム;(1)JIS K6781に準じて測定したヤング率が10〜500MPaである、(2)0°Cで測定した引張衝撃強度が、50 〜1000kJ/m2である、(3)光線透過率が85〜99%であり、かつ120°Cおよび30分間の熱水処理後の光線透過率の減少率が0〜15%の範囲にある。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記要件(1)〜(3)を同時に満たす、厚さ10〜500μmのポリプロピレン系樹脂フィルムであって、
(A)下記要件(a)を充足するシンジオタクティックポリプロピレン重合体85重量部〜25重量部と、
(B)下記要件(b)を充足するプロピレン・α-オレフィン共重合体15重量部〜75重量部(ただし、(A)と(B)の合計を100重量部とする。)と
を含有するポリプロピレン系樹脂組成物からなるポリプロピレン系樹脂フィルムからなる食品用または医薬用の容器。
(1)JIS K6781に準じて測定したヤング率が10〜500MPaである、
(2)0°Cで測定した引張衝撃強度が、50 〜1000kJ/m2である、
(3)光線透過率が85〜99%であり、かつ120°Cでの30分間の熱水処理前後での光線透過率の減少率が0〜15%の範囲にある。
(a):13C-NMRにより測定されるシンジオタクティックペンタッド分率(rrrr分率)が85%以上であり、示差走査熱量計(DSC)より求められる融点(Tm)が145°C以上であり、プロピレン単位を90モル%(ただし、プロピレン由来の構成単位と任意に含んでいてもよい炭素数2〜20のα-オレフィン(プロピレンを除く)由来の構成単位との合計を100モル%とする。)を超える量で含有する、
(b):プロピレン単位を55〜90モル%(ただし、該共重合体(B)中の構成単位の全量を100モル%とする。)含有し、炭素原子数2〜20のα-オレフィン(プロピレンを除く)から選ばれる少なくとも1種のα-オレフィン単位を10〜45モル%(ただし、プロピレン単位と炭素数2〜20のα-オレフィン(ただしプロピレンを除く)単位との合計を100モル%とする。)含有し、JIS K-6721に準拠して230°C、2.16kg荷重にて測定したMFRが0.01〜100g/10分の範囲にあり、かつ
下記要件(b-1)または(b-2)のいずれか1つ以上を満たす;
(b-1):13C-NMR法により測定したシンジオタクティックトライアッド分率(rr分率)が60%以上である、
(b-2):135°Cデカリン中で測定した極限粘度[η](dL/g)と前記MFR(g/10分、230°C、2.16kg荷重)とが下記の関係式を満たす。
1.50×MFR(-0.20)≦[η]≦2.65×MFR(-0.20)
IPC (5件):
C08J 5/18
, C08L 23/14
, A61J 1/10
, B65D 65/02
, B65D 65/40
FI (6件):
C08J5/18
, C08L23/14
, A61J1/00 331C
, A61J1/00 331A
, B65D65/02 E
, B65D65/40 D
Fターム (24件):
3E086AB01
, 3E086AD01
, 3E086BA02
, 3E086BA04
, 3E086BB41
, 3E086BB42
, 3E086BB77
, 3E086BB85
, 3E086CA01
, 3E086CA28
, 4C047AA11
, 4C047BB12
, 4C047BB17
, 4F071AA20
, 4F071AF14Y
, 4F071AF20Y
, 4F071AF30Y
, 4F071AH05
, 4F071BA01
, 4F071BB06
, 4F071BC01
, 4J002BB121
, 4J002BB142
, 4J002GG01
引用特許:
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