特許
J-GLOBAL ID:201303017792038202

冷間タンデム圧延機における圧延方法および冷間タンデム圧延機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-095661
公開番号(公開出願番号):特開2013-220471
出願日: 2012年04月19日
公開日(公表日): 2013年10月28日
要約:
【課題】冷間タンデム圧延機の全スタンドにおいてヒートスクラッチの発生を抑制すること。【解決手段】本発明の冷間タンデム圧延機における圧延方法は、全てのスタンドのロールバイト内の界面温度を算出するステップ1と、各スタンド毎のロールバイト内の界面温度と各スタンド毎に設定されたヒートスクラッチが発生するヒートスクラッチ発生温度とを比較するステップ2と、界面温度がヒートスクラッチ発生温度以上となる着目スタンドの圧下率を変更するステップ3と、着目スタンドの圧下率を変更した後のロールバイト出側の界面温度に基づいて、着目スタンドのすぐ後ろに配置された後段スタンドのロールバイト入側の界面温度を算出するステップ4と、ステップ2から4を繰り返して全てのスタンドの圧下率を最適化するステップ5とを含むことを特徴とする。【選択図】図4
請求項(抜粋):
冷間タンデム圧延機における全てのスタンドのロールバイト入側の界面温度と塑性加工発熱および摩擦発熱とから、前記全てのスタンドのロールバイト内の界面温度を算出するステップ1と、 前記全てのスタンドにおける各スタンド毎のロールバイト内の界面温度と前記各スタンド毎に設定されたヒートスクラッチが発生するヒートスクラッチ発生温度とを比較するステップ2と、 前記ステップ2にてロールバイト内の界面温度がヒートスクラッチ発生温度以上となる着目スタンドについて、前記着目スタンドの圧下率を変更するステップ3と、 前記着目スタンドの圧下率を変更した後のロールバイト出側の界面温度に基づいて、前記着目スタンドのすぐ後ろに配置された後段スタンドのロールバイト入側の界面温度を推定するステップ4と、 前記ステップ2と前記ステップ3と前記ステップ4とを繰り返すことにより、冷間タンデム圧延機の全てのスタンドにおいてロールバイト内の界面温度をヒートスクラッチ発生温度未満とする圧下率に最適化するステップ5と、 を含むことを特徴とする冷間タンデム圧延機における圧延方法。
IPC (1件):
B21B 37/00
FI (2件):
B21B37/00 111B ,  B21B37/00
Fターム (5件):
4E024BB01 ,  4E024BB07 ,  4E024BB08 ,  4E024BB10 ,  4E024EE01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 冷間圧延方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-223631   出願人:住友金属工業株式会社
審査官引用 (1件)
  • 冷間圧延方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-223631   出願人:住友金属工業株式会社

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