特許
J-GLOBAL ID:201303017978836451
述語テンプレート収集装置、特定フレーズペア収集装置、及びそれらのためのコンピュータプログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-039966
公開番号(公開出願番号):特開2013-175097
出願日: 2012年02月27日
公開日(公表日): 2013年09月05日
要約:
【課題】述語テンプレートを効率よく自動的に認識できる述語テンプレート収集装置を提供する。【解決手段】装置は、接続詞及びシードテンプレートを用いて、述語テンプレートペアと共起する名詞ペアを収集し、名詞の関係の極性を判定する名詞ペア収集部94及び名詞ペア極性判定部98と、名詞ペアと共起するテンプレートペアを収集し、述語テンプレートペアと共起する名詞ペアの関係と述語テンプレートペア間の接続詞とに基づき、述語テンプレートペアの活性の極性が同一か否かを判定するテンプレートペア収集部100と、述語テンプレートペアとその活性の一致/不一致とにより述語テンプレート間を関係付けたテンプレートネットワークを構築するテンプレートネットワーク構築部106と、ネットワーク内のシードテンプレートの活性値とノード間の関係とを用い各ノードに付与する活性値を算出するテンプレート活性値算出部112とを含む。【選択図】図2
請求項(抜粋):
述語テンプレートを、所定の文の集合から収集するための述語テンプレート収集装置であって、
述語テンプレートは、名詞と結びついてフレーズを構成するものであり、
かつ述語テンプレートには、活性、不活性、及び中立という分類に従って活性の向き及びその大きさとを表す活性値を付与することが可能であり、
活性とは、当該述語テンプレートに結び付けられた名詞の指す対象の機能又は効果を発揮させる方向の出来事を記述することを示し、
不活性とは、当該述語テンプレートに結び付けられた名詞の指す対象の機能又は効果を発揮させない方向の出来事を記述することを示し、
中立とは、活性でも不活性でもない述語テンプレートであることを示し、
述語テンプレートに関する活性及び不活性の区別を極性と呼び、
前記述語テンプレート収集装置は、
順接又は逆接に分類された接続詞を記憶する接続詞記憶部と、
テンプレートネットワークを構築するための起点となるシードテンプレートを記憶するためのシードテンプレート記憶部とを含み、
前記シードテンプレートの各々には、極性と活性値とが付され、
前記述語テンプレート収集装置はさらに、ある関係を充足する名詞ペアを所定のコーパスから収集し、各名詞ペアを構成する名詞同士の関係の極性を正か負に分類するための名詞ペア収集手段を含み、
名詞ペアを構成する名詞同士の関係の極性は、当該名詞ペアの一方の示す対象が、他方の示す対象の出現を促進するときには正、抑制するときには負として定義され、
前記述語テンプレート収集装置はさらに、
前記名詞ペア収集手段により収集された名詞ペアとそれぞれ共起する述語テンプレートペアを所定のコーパスから収集し、収集された各述語テンプレートペアについて、当該述語テンプレートペアと共起する名詞ペアの関係の極性と、当該述語テンプレートペアを結ぶ接続詞とに基づいて、当該述語テンプレートペアの活性/不活性が同一か、反対かを判定するための述語テンプレートペア収集手段と、
前記述語テンプレートペア収集手段により収集された述語テンプレートペアと、各述語テンプレートペアについての活性/不活性が同一か否かの判定結果とを用いて述語テンプレート間を関係付けることにより、各述語テンプレートをノードとし、述語テンプレートペアを構成する述語テンプレートの間の関係をリンクとするテンプレートネットワークを構築するための構築手段と、
前記テンプレートネットワーク内のシードテンプレートに対応するノードに予め付与されている前記活性値をもとにし、前記テンプレートネットワーク内のノード間の関係を用い、各ノードに付与すべき活性値を算出し、各ノードに対応する述語テンプレートに、算出された活性値を付与して出力するための活性値算出手段とを含む、述語テンプレート収集装置。
IPC (3件):
G06F 17/27
, G06F 17/21
, G06F 17/30
FI (4件):
G06F17/27 Z
, G06F17/21 538Z
, G06F17/30 170A
, G06F17/30 419B
Fターム (2件):
引用文献:
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