特許
J-GLOBAL ID:201303018249489551

モータサイクル用クラッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新樹グローバル・アイピー特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-052484
特許番号:特許第5272089号
出願日: 2012年03月09日
要約:
【課題】クラッチ部への押圧力をカム機構によって増加できるようにしたモータサイクル用クラッチ装置において、レリーズ操作力を軽減する。 【解決手段】この装置は、クラッチハウジング1と、クラッチハウジング1の内周部に配置されたクラッチセンタ2と、クラッチ部3と、クラッチ部3のクラッチプレート25,26を押圧するとともにトルクが伝達されるプレッシャプレート4と、レリーズ部材5と、コイルスプリング6と、カム機構7と、を備えている。レリーズ部材5は、プレッシャプレート4との間でトルク伝達不能に配置され、プレッシャプレート4を押圧するとともに、押圧力を解除する。コイルスプリング6は、レリーズ部材5を介してプレッシャプレート4に押圧力を与える。カム機構7は、プレッシャプレート4の押圧力を増加させる。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 入力側部材からの動力を出力側部材に伝達するとともに、レリーズ機構の作動により動力伝達を遮断するモータサイクル用クラッチ装置であって、 前記入力側部材に連結されたクラッチハウジングと、 前記クラッチハウジングの内周部に配置され、前記出力側部材に連結されるクラッチセンタと、 前記クラッチハウジングの内周部に配置された1枚以上のプレート部材を有するクラッチ部と、 前記クラッチ部のプレート部材を押圧するとともに、前記クラッチ部からのトルクの少なくとも一部が伝達されるプレッシャプレートと、 前記プレッシャプレートとの間でトルク伝達不能に配置され、前記プレッシャプレートを所定の押圧力で押圧するとともに、前記レリーズ機構の作動により前記押圧力を解除するためのレリーズ部材と、 前記レリーズ部材を介して前記プレッシャプレートに押圧力を与える押圧部材と、 前記クラッチセンタと前記プレッシャプレートとの間に設けられ、これらの間に相対回転差が生じた際に前記プレッシャプレートを前記クラッチ部側に移動させるとともに、前記プレッシャプレートから前記クラッチセンタにトルクを伝達するカム機構と、 を備えたモータサイクル用クラッチ装置。
IPC (1件):
F16D 13/52 ( 200 6.01)
FI (1件):
F16D 13/52 C

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