特許
J-GLOBAL ID:201303018618584849

点火装置及び点火プラグ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山田 強 ,  日野 京子 ,  松田 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-020136
公開番号(公開出願番号):特開2013-177888
出願日: 2013年02月05日
公開日(公表日): 2013年09月09日
要約:
【課題】点火プラグの定電圧継続時間の短縮を抑制し、ひいてはエンジンの失火を好適に回避することのできる点火装置を提供する。【解決手段】2次コイル12bの両端のうち一端は、低圧側経路L1を介してバッテリ14の正極側に接続され、他端は、接続経路L2を介して中心電極10aに接続されている。接続経路L2には、一端が接地された定電圧用経路L3が接続されている。そして、接続経路L2のうち定電圧用経路L3との接続点よりも2次コイル12b側には、ブロックダイオード18が備えられ、定電圧用経路L3には、ツェナーダイオード20が備えられている。詳しくは、ブロックダイオード18及びツェナーダイオード20のアノード同士が接続されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
1次コイル(12a)及び該1次コイルと磁気結合された2次コイル(12b)を有する点火コイル(12)と、該点火コイルに蓄えられる磁気エネルギに基づき中心電極(10a)及び接地電極(10b)間に高電圧が印加されることでこれら電極間に放電火花を生じさせる点火プラグ(10)とを備える点火装置において、 前記2次コイルの両端のうち一端は、低圧側経路(L1,L1a)を介して基準となる電位を有する部材(14)に接続され、他端は、接続経路(L2,L2a)を介して前記中心電極に接続され、 前記接続経路には、一端が前記低圧側経路の両端のうち前記2次コイル側に接続された又は接地された定電圧用経路(L3,L3a〜L3c)が接続され、 前記定電圧用経路には、前記1次コイルに通電される場合、前記2次コイルに生じる誘起電圧の極性が負となる側から正となる側に向かう方向である規定方向に前記定電圧用経路を流れる電流の流通を許容し、前記1次コイルへの通電が遮断される場合、自身の端子間電圧が規定電圧以上となるときに前記規定方向とは逆方向に前記定電圧用経路を流れる電流の流通を許容しつつ、前記規定電圧分の電圧降下を生じさせる定電圧素子(20,20a〜20e)が備えられ、 前記1次コイルに通電される場合、前記規定方向に前記定電圧用経路を流れる電流の流通を制限する制限素子(18,18a〜18e,23,24,26,28,30,32,34)が備えられていることを特徴とする点火装置。
IPC (2件):
F02P 15/00 ,  F02P 13/00
FI (3件):
F02P15/00 302C ,  F02P15/00 303H ,  F02P13/00 303Z
Fターム (7件):
3G019BA01 ,  3G019CA00 ,  3G019FA05 ,  3G019FA06 ,  3G019FA13 ,  3G019KA21 ,  3G019KC07
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平6-080313
  • 特開昭61-142364

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