特許
J-GLOBAL ID:201303019234938640

自動変速機用ドグクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 脩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-283231
公開番号(公開出願番号):特開2013-217490
出願日: 2012年12月26日
公開日(公表日): 2013年10月24日
要約:
【課題】スリーブの高歯がクラッチリングの前歯と後歯との間の深歯溝部に飛び込める様にクラッチハブと噛合ったスリーブとクラッチリングとの差回転同期を効率よく実現できる自動変速機用ドグクラッチを提供する。【解決手段】スリーブ26の高歯26a1と対向するクラッチリング23の前歯23b1の前端部には、高歯26a1と当接可能な接触部23b4と、接触部23b4から円周方向両側に形成され、後端位置側に向かって傾斜する傾斜面23b2とが設けられている。【選択図】図3
請求項(抜粋):
自動変速機の入力軸および出力軸の一方に回転連結され軸線回りに回転可能に軸承された回転軸と、 前記回転軸に回転可能に支承され前記入力軸および出力軸の他方に回転連結されたクラッチリングと、 前記回転軸に前記クラッチリングと隣接して固定されたクラッチハブと、 前記クラッチハブと前記軸線方向に移動可能に噛合されたスリーブと、 前記スリーブを前記軸線方向に移動させる軸動装置と、 前記クラッチリングに前記スリーブ側に突出して設けられ前記スリーブの軸動に応じて 前記スリーブに形成されたスプラインと係脱可能に噛合するドグクラッチ部とを備え、 前記スプラインは、複数枚の高歯が残りの低歯より歯丈が高く形成され、 前記ドグクラッチ部は、外径が前記高歯の内径より大きく前記低歯の内径より小さく前記高歯と同数枚のクラッチ前歯が、前記高歯と対応する位置で前記ドグクラッチ部の前端面から前記ドグクラッチ部の後端位置まで延在して形成されるとともに、前記スプラインの前記低歯の部分と噛合可能なクラッチ後歯と浅歯溝を有するクラッチ後歯部が前記前端面から第1所定量後退した位置から前記後端位置まで延在して形成され、前記クラッチ前歯とその前記クラッチ前歯と隣り合う前記クラッチ後歯との間には、前記高歯が噛合可能な深歯溝が形成され、前記浅歯溝の底面より小径側には前記高歯が当接可能な当接面が形成され、 前記クラッチ前歯の前記高歯と対向する前端部には、前記高歯と当接可能な接触部と、該接触部から円周方向両側に形成され、前記後端位置側に向かって傾斜する傾斜面とが設けられた自動変速機用ドグクラッチ。
IPC (1件):
F16D 11/00
FI (1件):
F16D11/00 A
Fターム (7件):
3J056AA03 ,  3J056AA22 ,  3J056BA01 ,  3J056CA02 ,  3J056CC03 ,  3J056GA05 ,  3J056GA12

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