特許
J-GLOBAL ID:201303019606182300

透明ガスバリア性積層フィルム及びその製造方法、並びにそれを使用した包装材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 結田 純次 ,  竹林 則幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-129195
公開番号(公開出願番号):特開2013-208915
出願日: 2013年06月20日
公開日(公表日): 2013年10月10日
要約:
【課題】 優れたガスバリア性を有するガスバリア性積層フィルムの提供、及び前記ガスバリア性積層フィルムの優れたガスバリア性を有する緻密なガスバリア性塗膜を確実かつ容易に製造する方法の提供。【解決手段】 基材フィルム上に、PVD法又はCVD法による無機酸化物蒸着層を有し、さらにゾル-ゲル法により得られたガスバリア性組成物を塗布し、加熱乾燥処理してなるガスバリア性塗膜を有するガスバリア性積層フィルムにおいて、ポリビニルアルコール系水溶性樹脂中の酢酸ナトリウムの含有量がポリビニルアルコール系水溶性樹脂に対して1重量%未満の範囲内にしたものを用いて調製したガスバリア性組成物により形成したガスバリア性塗膜の表面自由エネルギーが60dyne未満の範囲内である緻密な膜構造を形成する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
プラスチックフィルムからなる基材フィルムに、無機酸化物の蒸着層を形成する工程と、前記基材フィルムの該無機酸化物蒸着層を形成した側にガスバリア性塗膜層を形成する工程とを有するガスバリア性積層フィルムの製造方法において、 前記ガスバリア性塗膜層を形成する工程が、 一般式R1nM(OR2)m(式中、R1、R2は炭素数1〜8の有機基であり、Mは金属原子であり、nは0以上の整数であり、mは1以上の整数であり、n+mはMの原子価である)で表される1種又はそれ以上のアルコキシドと、ポリビニルアルコール系水溶性樹脂と、酸触媒を含有する混合溶液において、ポリビニルアルコール系水溶性樹脂中の酢酸ナトリウムの含有量がポリビニルアルコール系水溶性樹脂に対して1重量%未満の範囲内とし、ゾル-ゲル法によって調製したガスバリア性組成物の塗工液を塗布し、加熱乾燥処理することにより、ガスバリア性塗膜の表面自由エネルギーが60dyne未満の範囲内である緻密な膜構造を有するガスバリア性塗膜を形成することを特徴とするガスバリア性積層フィルムの製造方法。
IPC (4件):
B32B 27/30 ,  B32B 9/00 ,  B65D 65/40 ,  B65D 65/42
FI (4件):
B32B27/30 102 ,  B32B9/00 A ,  B65D65/40 D ,  B65D65/42 C
Fターム (32件):
3E086BA04 ,  3E086BA15 ,  3E086BA24 ,  3E086BB02 ,  3E086BB05 ,  3E086BB22 ,  3E086BB51 ,  3E086BB71 ,  3E086BB75 ,  3E086CA01 ,  4F100AA02B ,  4F100AK01A ,  4F100AK21C ,  4F100AK42 ,  4F100AK69C ,  4F100BA03 ,  4F100BA07 ,  4F100BA10A ,  4F100BA10C ,  4F100CC00C ,  4F100EH46C ,  4F100EH66B ,  4F100EJ61B ,  4F100GB15 ,  4F100GB23 ,  4F100GB66 ,  4F100JB05C ,  4F100JD02 ,  4F100JD02C ,  4F100JM02C ,  4F100JN01 ,  4F100YY00C
引用特許:
審査官引用 (8件)
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