特許
J-GLOBAL ID:201303020424215308

空気流量測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-095963
公開番号(公開出願番号):特開2013-068600
出願日: 2012年04月19日
公開日(公表日): 2013年04月18日
要約:
【課題】熱式の空気流量測定装置1により内燃機関への吸気の流量を測定する場合に、流量が誤差解消可能範囲から小側に変動してもプラス側誤差の発生を抑制する。【解決手段】空気流量測定装置1によれば、筐体5の外壁面には、バイパス流路4を通って出口9から流出するバイパス通過流と、バイパス流路4を通らず筐体5の外壁面に沿って吸気主流の方向に流れる外側通過流とを合流させて絞りながら吸気主流の下流側に導く絞り15が設けられている。これにより、バイパス流路4による嵩上げ幅が、流量の誤差解消可能範囲から小側への変動幅に応じて低減する。このため、熱式の空気流量測定装置1により内燃機関への吸気量を測定する場合に、吸気量が誤差解消可能範囲から小側に変動してもプラス側誤差の発生を抑制することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内燃機関に吸入される吸入空気が流れる吸気路に配置され、この吸気路を流れる吸入空気の一部を取り込んで前記吸気路における吸入空気の流量に応じた電気信号を発生する空気流量測定装置において、 取り込んだ吸入空気を通すバイパス流路を形成する筐体と、 前記バイパス流路に収容されて取り込んだ吸入空気との伝熱により電気信号を発生するセンサとを備え、 前記筐体の外壁面には、前記バイパス流路を通って前記バイパス流路の出口から流出するバイパス通過流と、前記バイパス流路を通らずに前記筐体の外壁面に沿って前記吸気路における流れの方向に流れる外側通過流とを合流させて絞りながら前記吸気路における流れの下流側に導く絞りが設けられ、 この絞りは、前記出口を挟むように前記筐体の外壁面から隆起する2つの隆起、および、前記2つの隆起を架橋して前記筐体の外壁面に対向する蓋により形成され、 前記蓋は、前記絞りに露出する内側表面、および前記絞りの外側に露出する外側表面を有し、 前記蓋の周縁の一部は、前記外側表面を前記吸気路における流れの上流側で画する上流縁を有し、 前記外側表面は、少なくとも前記上流縁を含む領域が前記吸気路における流れの下流側ほど凸曲面状に外側に膨らんでいることを特徴とする空気流量測定装置。
IPC (2件):
G01F 1/684 ,  G01F 1/72
FI (2件):
G01F1/68 101B ,  G01F1/72
Fターム (3件):
2F035AA02 ,  2F035EA03 ,  2F035GA01
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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