特許
J-GLOBAL ID:201303020712360975
不可逆回転伝動系のロックオフ制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
綾田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-013781
公開番号(公開出願番号):特開2013-151246
出願日: 2012年01月26日
公開日(公表日): 2013年08月08日
要約:
【課題】不可逆回転伝動系に挿置したトルクダイオードを、入力トルクの0から目標値への増大でロックオフさせるとき、これがスティックスリップするのを防止する。【解決手段】トルクダイオードが入力軸から出力軸へ目標トルクを伝達する伝動時であって、その回転方向が負荷トルクによる出力軸の回転方向と同じ回転方向である場合のロックオフ時は、クランクシャフト回転角θが一旦、クランクシャフト回転角目標値tθを、高速でオーバーシュートし、直ちにクランクシャフト回転角目標値tθに戻るよう、クランクシャフト回転角目標値tθを、クランクシャフト回転角θのオーバーシュート以前において、クランクシャフト回転角目標値補正量Δθだけ上記回転方向へ増大補正し、このように増大補正して求めたクランクシャフト回転角指令値dθをアクチュエータの駆動制御に資する。【選択図】図11
請求項(抜粋):
アクチュエータからのトルクを入力される入力軸と、
該入力軸からのトルクを出力する出力軸と、
これら入力軸および出力軸間にあって、入力軸から出力軸へトルクを伝達する伝動時は該トルクが目標回転位置実現用トルクとなるよう前記アクチュエータを駆動制御することでロックオフ状態にされて前記トルク伝達により入力軸および出力軸を該出力軸への負荷トルクに抗し前記目標回転位置へ回転可能であるが、入力軸から出力軸へトルクが伝達されない非伝動時は出力軸への前記負荷トルクによりロックオン状態にされて出力軸の負荷トルクが入力軸へ伝達されるのを阻止する不可逆回転伝動素子とを具えた不可逆回転伝動系において、
前記入力軸から出力軸へトルク伝達する伝動時であって、これら入力軸および出力軸の回転方向が前記負荷トルクによる出力軸の回転方向と同じ回転方向であるのを検知する入出力軸間伝動時回転方向検知手段と、
該手段により、入出力軸間伝動時の回転方向が負荷トルクによる出力軸の回転方向と同じ回転方向であると検知される場合、この回転方向へ前記目標回転位置を一時的に増大補正して、入力軸が一旦前記目標回転位置を所定以上の回転速度で通過してオーバーシュートした後前記目標回転位置となるようにするための指令回転位置を求める目標回転位置補正手段と、
該手段で求めた指令回転位置を前記目標回転位置に代えて前記アクチュエータの駆動制御に資するアクチュエータ駆動制御手段と
を具備してなることを特徴とする不可逆回転伝動系のロックオフ制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60K17/348 B
, F16D41/08 Z
Fターム (9件):
3D043AA08
, 3D043AB17
, 3D043EA19
, 3D043EB03
, 3D043EB07
, 3D043EB13
, 3D043EE01
, 3D043EE03
, 3D043EF17
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