特許
J-GLOBAL ID:201303020865133404
水処理プラントの状態診断方法及び装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
磯野 道造
, 多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-090658
公開番号(公開出願番号):特開2013-215698
出願日: 2012年04月12日
公開日(公表日): 2013年10月24日
要約:
【課題】原水の水質や生物活性の変動などによって、動作の不確定性が存在する水処理プラントにおいて、原水と処理水との水質計測値からプラントの処理状態が正常か異常かを判定し、異常の発生原因を推定できる、水処理プラントの状態診断方法及び装置を提供する。【解決手段】水処理プラントを構成する任意の処理プロセスにおける原水と処理水との水質の計測値から、汚濁物質の除去量に比例する除去量指標Dと汚濁物質の残留率を表す残留率指標Rとを算出し、過去の水質の計測値を統計処理して設定されたそれぞれの指標の標準上限及び標準下限で規定される標準範囲との大小関係を判定して、2つの指標と標準範囲との大小関係の組合せにより、発生している異常パターンが、処理過剰、処理不良、流入負荷高、流入負荷低のいずれであるかを同定し、想定される異常発生原因を表示する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
原水の汚濁物質を浄化し処理水を排水する水処理プラントを構成する任意の処理プロセスにおける原水及び処理水の水質を計測するステップと、
前記処理プロセスについて計測された過去の前記原水の水質の計測値と、前記処理水の水質の計測値とから、当該処理プロセスにおける汚濁物質の除去量に比例する除去量指標と、汚濁物質の残留率を表す残留率指標とを算出し、それらを統計処理することでそれぞれの指標の標準範囲を設定するステップと、
診断対象の処理プロセスについて計測される前記原水の水質の計測値と、前記処理水の水質の計測値とから、当該処理プロセスにおける前記除去量指標及び残留率指標を算出し、算出した前記除去量指標及び残留率指標とそれぞれに対して設定された前記標準範囲との大小関係を比較することにより、前記除去量指標及び残留率指標をそれぞれ評価し、両者の評価結果の組合せに基づいて、原水の汚濁状態または当該処理プロセスの処理状態に係る想定異常事象を同定して、当該想定異常事象を検出した旨を通知するステップと
を含むことを特徴とする状態診断装置による水処理プラントの状態診断方法。
IPC (6件):
C02F 1/00
, C02F 3/12
, C02F 1/76
, C02F 1/78
, C02F 1/32
, C02F 1/50
FI (13件):
C02F1/00 D
, C02F3/12 H
, C02F1/00 V
, C02F1/76 A
, C02F1/78
, C02F1/32
, C02F1/50 510E
, C02F1/50 520C
, C02F1/50 531M
, C02F1/50 531R
, C02F1/50 560C
, C02F1/50 560H
, C02F1/50 550L
Fターム (20件):
4D028AB00
, 4D028BA00
, 4D028BE00
, 4D028CC00
, 4D028CC01
, 4D028CC02
, 4D028CC09
, 4D028CD01
, 4D028CD05
, 4D028CD08
, 4D028CE03
, 4D037AA11
, 4D037AB03
, 4D037BA18
, 4D037CA07
, 4D050AA12
, 4D050AB06
, 4D050BB02
, 4D050BB03
, 4D050CA17
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