特許
J-GLOBAL ID:201303021661531873

型締装置の摩擦クランプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉谷 嘉昭 ,  杉谷 裕通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-038655
公開番号(公開出願番号):特開2013-173260
出願日: 2012年02月24日
公開日(公表日): 2013年09月05日
要約:
【課題】タイバーと可動盤を確実にクランプでき、高い耐久性を有するシンプルで小型のクランプ装置を提供する。【解決手段】 2プラテン式の型締装置(1)において、摩擦クランプ装置(15)を、円筒状のスリーブ体(16)と、ピストン体(17)とから構成する。スリーブ体(16)は、内側スリーブ(20)と外側スリーブ(21)とから構成し、これらを一方の端部において接続して、内側に中空部(23)を形成し、機械油を充填する。スリーブ体(16)を、可動盤(6)のタイバー挿通孔(14)とタイバー(8)の隙間に挿入し、中空部(23)にピストン体(17)のピストン部(26)を進退自在に挿入する。可動盤(6)に固定的に設けられている所定の駆動機構(18)によってピストン体(17)を駆動して、機械油の作用によってスリーブ体(16)を弾性変形させて可動盤(6)とタイバー(8)をクランプする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
固定側金型が取り付けられる固定盤と、可動側金型が取り付けられる可動盤と、前記固定盤と前記可動盤とを接続する複数本のタイバーと、型締力を発生させる型締機構とを備えた型締装置において、前記可動盤に設けられ、前記可動盤と前記タイバーとを摩擦力によってクランプする摩擦クランプ装置であって、 前記クランプ装置は、前記可動盤に明けられたタイバー挿通孔と前記タイバーとの隙間に挿入されている円筒状のスリーブ体と、ピストン体とから構成され、 前記スリーブ体は、前記タイバーに接する円筒状の内側スリーブと、前記タイバー挿通孔に接する円筒状の外側スリーブとから構成され、前記内側スリーブと前記外側スリーブが一方の端部において液密的に接続され、それによって他方の端部が開口した中空部が内部に形成されており、 前記ピストン体は、環状のピストン部を備え、該ピストン部が前記開口部から進退自在に挿入されて前記中空部が液密的に閉鎖されており、 前記中空部には非圧縮性流体が充填されていると共に、前記ピストン体は前記可動盤に対して固定的に設けられている駆動機構によって駆動されることを特徴とする摩擦クランプ装置。
IPC (3件):
B29C 45/66 ,  B29C 33/22 ,  B22D 17/26
FI (3件):
B29C45/66 ,  B29C33/22 ,  B22D17/26 B
Fターム (8件):
4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CL01 ,  4F202CL09 ,  4F202CL16 ,  4F202CL41 ,  4F202CL44 ,  4F202CL46
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭62-062723
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-062723

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