特許
J-GLOBAL ID:201303021858564480

パラメトリック実行時間解析装置及び解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-033488
公開番号(公開出願番号):特開2013-171352
出願日: 2012年02月20日
公開日(公表日): 2013年09月02日
要約:
【課題】パラメトリック実行時間解析装置及び解析方法を提供する。【解決手段】実時間性を持つソフトウェア部品は、実行時間がプロセッサなどの実行環境に依存するため、異なる環境への再利用は一般に困難である。従来方法は有限オートマトンに基づいており、再帰呼び出しがあるプログラムは扱えなかった。本発明は、パラメトリック実行時間解析を用いて、プログラムの実行時間を個々の処理の実行時間と繰り返し回数とのパラメータを用いた式の形で求めることにより、異なる実行環境においても実時間制約を満たすためのパラメータの最適化を、数理計画法を用いて行うものであり、一般化Parikhの定理に基づき、再帰を含むプログラムを扱うことを可能にしたものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
マーカー注釈された対象プログラムソースコードを入力する入力手段、 プログラム処理品質パラメータの指定を注釈として持つ高級言語プログラムから、アセンブラプログラムを生成するコンパイラ手段、 該コンパイラ手段にて生成されたアセンブラプログラムから、その制御フローを表現する文脈自由文法を生成する文脈自由文法生成手段、 前記文脈自由文法生成手段にて生成された文脈自由文法から、語の順序が可換とみなした場合に等価となる正規表現を求める正規表現生成手段、 該正規表現生成手段にて得られた正規表現から、プログラムの最悪実行時間を表わし、一般にパラメータ変数を含む式を導出するパラメトリック実行時間解析手段、 該パラメトリック実行時間解析手段にて得られたパラメータ付最悪実行時間と時間制約から、時間制約を満たすためのパラメータに関する制約条件を導き、その制約の下で、与えられた目的関数を最適化するパラメータ群の最適値の組を導出するパラメータ最適化手段、 を含むことを特徴とするパラメトリック実行時間解析装置。
IPC (1件):
G06F 11/36
FI (1件):
G06F9/06 620R
Fターム (4件):
5B376BC09 ,  5B376BC38 ,  5B376BC57 ,  5B376BC69

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