特許
J-GLOBAL ID:201303021862025003

コンクリート構造物用モールド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 哲夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-210340
特許番号:特許第5197878号
出願日: 2012年09月25日
要約:
【課題】本発明は、成型部の一部やホッパの一部を振動板体で形成し、該振動板体に加わる振動をモールド全体には影響しないように免震した状態で取り付け、その振動によりコンクリートを締め固めながら連続的に長尺のコンクリート構造物を構築するコンクリート構造物用モールド及びそのモールドによる施工方法を提供するものである。 【解決手段】スリップフォーム工法となる可動しながらコンクリート構造物を連続的に施工する主としてコンクリート投入用ホッパ及び成型部よりなるモールドにおいて、該コンクリートを成型する成型部の一部を加振する振動板体となる型枠とし、該振動板体の周囲端縁部は、連続する他の型枠との間に免振部を設け、振動体の加振による該振動板体の振動が隣接する他の型枠やホッパに伝達されないようにしてなることを特徴とするコンクリート構造物用モールド。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 スリップフォーム工法となる移動しながらコンクリート構造物を連続的に施工する主としてコンクリート投入用ホッパ及びコ字型成型部よりなるモールドにおいて、該コンクリート投入用ホッパ及び/又は該コ字型成型部の一部を振動体により振動可能な振動板体とし、該振動板体の端縁部と、それに連続する他の部位となるホッパやコ字型成型部との間には、該振動板体の振動が他の部位に伝わるのを防止する該ホッパ及び/又はコ字型成型部と該振動板体との間に挿入する間挿部と該間挿部の端部より左右方向へ突出した上面部とよりなる弾性体の免振部を設け、該間挿部は、その内側先端部が他の部位となる該ホッパ及び/又は該コ字型成型部及び該振動板体の内壁面と面一となる位置に配設し、該上面部は、該ホッパ及び/又はコ字型成型部及び該振動板体の外壁面に左右突出部が位置するように配設し、該上面部を該振動板体とそれに隣接する他の部位となるホッパやコ字型成型部との連結手段としたことを特徴とするコンクリート構造物用モールド。
IPC (1件):
E04G 11/34 ( 200 6.01)
FI (1件):
E04G 11/34 Z
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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