特許
J-GLOBAL ID:201303022523092334

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 小林 久夫 ,  安島 清 ,  高梨 範夫 ,  山東 元希 ,  小河 卓 ,  村田 健誠 ,  大谷 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-001086
公開番号(公開出願番号):特開2013-139760
出願日: 2012年01月06日
公開日(公表日): 2013年07月18日
要約:
【課題】スクロール圧縮機の逆相運転時における固定スクロールと揺動スクロールの焼付きを防止するために、圧縮室内への冷媒の供給経路を確保すること、及び、スクロール圧縮機の摺動部の摩耗等を防止するために、スクロール圧縮機の逆相運転を早期に停止させること。【解決手段】吐出口1dに連通するチャンバー室31と、チャンバー31室に連通する第2吐出口21を開閉する吐出弁装置20と、逆相運転時に、固定スクロール1に設けられた連通孔33を通じて、圧縮機構部の低圧空間からチャンバー室31への冷媒の流れを許容するチャンバー室内逆止弁装置34と、密閉容器内空間10aからチャンバー室31への冷媒の流れを許容する連通路24と、フレーム14に設けられた連通孔3f、4fを通じて、圧縮機構部の低圧空間から密閉容器内空間への冷媒の流れを許容するフレーム部逆止弁装置40と、を備えたスクロール圧縮機100。【選択図】図3
請求項(抜粋):
密閉容器と、この密閉容器内に設けられ、それぞれの台板部上に設けられた板状渦巻歯が相互間に圧縮室を形成するように噛み合わされた固定スクロール及び揺動スクロールを有する圧縮機構部と、前記固定スクロールの吸入口部に設けられた吸入逆止弁と、前記揺動スクロールを旋回駆動する主軸を有する電動機と、前記揺動スクロールの自転を防止するオルダム機構と、前記圧縮機構部と前記電動機との間に設けられ、前記主軸を半径方向に支持し、前記密閉容器に固定されたフレームと、前記固定スクロールに設けられ、圧縮された冷媒を吐出する吐出口と、を備えたスクロール圧縮機において、 前記吐出口に連通するチャンバー室と、 前記チャンバー室に連通する第2吐出口を開閉する吐出弁装置と、を備え、逆相運転時において、 前記固定スクロールに設けられた連通孔を通じて、前記圧縮機構部の低圧空間から前記チャンバー室への冷媒の流れを許容するチャンバー室内逆止弁装置と、 密閉容器内空間から前記チャンバー室への冷媒の流れを許容する連通路と、 前記フレームに設けられた連通孔を通じて、前記圧縮機構部の低圧空間から密閉容器内空間への冷媒の流れを許容するフレーム部逆止弁装置と、 を備えたことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (1件):
F04C 18/02
FI (2件):
F04C18/02 311Z ,  F04C18/02 311S
Fターム (7件):
3H039AA06 ,  3H039AA12 ,  3H039BB04 ,  3H039CC03 ,  3H039CC29 ,  3H039CC32 ,  3H039CC34

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