特許
J-GLOBAL ID:201303022728926963

圧延荷重の学習制御装置および学習制御方法、並びにこれを用いた金属板製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-044994
公開番号(公開出願番号):特開2013-226596
出願日: 2013年03月07日
公開日(公表日): 2013年11月07日
要約:
【課題】圧延荷重モデルに代入する変形抵抗および摩擦係数の各補正係数を正確に算出でき、この結果、被圧延材に対する圧延荷重の設定値を圧延荷重モデルによって高精度に予測できるとともに、圧延装置の高精度な圧延制御に寄与できること。【解決手段】本発明の一態様にかかる学習制御装置1は、被圧延材料に関する圧延実績をもとに変形抵抗を学習する変形抵抗学習部3と、摩擦現象に関する圧延実績をもとに摩擦係数を学習する摩擦係数学習部4と、補正係数算出部6と、補正係数伝送部7とを備える。補正係数算出部6は、変形抵抗学習部3の学習結果をもとに変形抵抗モデル補正係数を算出し、摩擦係数学習部4の学習結果をもとに摩擦係数モデル補正係数を算出する。補正係数伝送部7は、これらの算出した各補正係数を設定計算装置13に伝送し、設定計算装置13に変形抵抗および摩擦係数の各設定値を補正させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
圧延装置によって圧延される被圧延材の材料に関する圧延実績をもとに、前記被圧延材の変形抵抗の推定誤差を学習する変形抵抗学習部と、 前記圧延装置の圧延ロールと前記被圧延材との摩擦現象に関する圧延実績をもとに、前記圧延ロールと前記被圧延材との摩擦係数の推定誤差を学習する摩擦係数学習部と、 前記変形抵抗学習部の学習結果をもとに、前記変形抵抗の推定誤差の補正に用いる変形抵抗誤差推定モデルを学習し、次回の被圧延材に対応して設定される変形抵抗設定値を補正する変形抵抗モデル補正係数を前記変形抵抗誤差推定モデルに基づいて算出し、前記摩擦係数学習部の学習結果をもとに、前記摩擦係数の推定誤差の補正に用いる摩擦係数誤差推定モデルを学習し、前記次回の被圧延材に対応して設定される摩擦係数設定値を補正する摩擦係数モデル補正係数を前記摩擦係数誤差推定モデルに基づいて算出する補正係数算出部と、 前記次回の被圧延材に加える圧延荷重の設定値を圧延荷重モデルに基づいて算出する設定計算装置に対し、前記変形抵抗モデル補正係数および前記摩擦係数モデル補正係数を伝送して、前記圧延荷重モデルに代入する前記変形抵抗設定値および前記摩擦係数設定値を各々補正させる補正係数伝送部と、 を備えたことを特徴とする圧延荷重の学習制御装置。
IPC (1件):
B21B 37/00
FI (2件):
B21B37/00 113Z ,  B21B37/00
Fターム (4件):
4E024BB02 ,  4E024CC02 ,  4E024EE01 ,  4E024GG10
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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