特許
J-GLOBAL ID:201303022738044942

感熱インジケーター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小宮 良雄 ,  大西 浩之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-509059
特許番号:特許第5259027号
出願日: 2012年11月19日
要約:
【要約】 固体状の着色熱溶融性物質が吸収体に浸透されることを防止し、その着色融液を吸収体に確実に吸収できる感熱インジケーターを提供する。 所定温度で溶融し着色融液となる着色熱感応材を封入したアンプル瓶12と、前記着色融液の不透過性膜15aの一面側に、前記着色融液の吸収性膜15bを接合した複合膜15を、不透過性膜15aを内側にして巻いた筒状体14と、筒状体14の不透過性膜15aで囲まれた空間14a内に挿入したアンプル瓶12を封入し、吸収性膜15bの色彩を外側から視認可能のチューブ16とから構成し、前記着色熱感応材の溶融温度以下でアンプル瓶12の少なくとも一部を破壊して、不透過性膜15aで囲まれた空間内に少なくとも一部が排出し又は排出可能な状態とした前記固体状の前記着色熱感応材が溶融した着色融液を筒状体14の端面の吸収性膜15bから吸収して、吸収性膜15bに着色部20が形成される。
請求項(抜粋):
【請求項1】 所定温度で溶融して着色融液となる着色熱感応材が封入された細長のアンプル瓶と、前記着色熱感応材の着色融液が不透過の不透過性膜の一面側に、前記着色融液を吸収する吸収性膜が接合されている複合膜が、前記不透過性膜が内側となるように巻かれた筒状体と、前記アンプル瓶が前記筒状体の前記不透過性膜で囲まれた空間内に挿入されて封入され、前記吸収性膜の色彩が外側から視認可能のチューブとから構成され、 前記着色熱感応材の溶融温度以下で前記アンプル瓶の少なくとも一部を破壊して、前記不透過性膜で囲まれた空間内に固体状の前記着色熱感応材の少なくとも一部が排出し又は排出可能な状態とし、前記固体状の前記着色熱感応材が溶融したとき、前記着色融液が前記筒状体の端面に位置する前記吸収性膜の端部から吸収されて、前記吸収性膜に着色部が形成されていることを前記チューブの外側から視認できることを特徴とする感熱インジケーター。
IPC (1件):
G01K 11/06 ( 200 6.01)
FI (1件):
G01K 11/06 C

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