特許
J-GLOBAL ID:201303022816741230

車両用プラットフォームの転落防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-283525
特許番号:特許第5272259号
出願日: 2012年12月07日
要約:
【課題】列車全長を越える長さの長尺板を一気に取除き全乗客の通行を自由にし、下車及び乗車終了後は再び原位置に戻す転落防止装置を提供する。 【解決手段】プラットホーム先端1に長尺板2を、列車全長を越える長さまで多数個連結し、この多数の長尺板2を昇降装置9の搖動腕付歯車15の主軸12に搖動可能に取付け、搖動腕先端軸16を長尺板2の下部の支持孔5に嵌合し、搖動腕付歯車に上部ラック歯付引張棒18と下部ラック歯付引張棒21を上下より同時に噛合させる。これら上部及び下部のラック歯付引張棒21を隣の昇降装置のそれと連結して長尺引張棒21とし、この上部長尺引張棒を右方向に引張して長尺板2をプラットホーム上面より約1米上昇させて乗客のプラットホームより車両への乗降を阻止し、下部長尺引張棒21を右方向に引張って長尺板2をプラットホーム上面より降下し乗客の乗降を可能にする車両用プラットホームの転落防止装置。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 鉄道駅のプラットフォームの先端(1)の位置に高さ約1米、長さ約10米の転落防止用長尺板(2)を連結された車両の全長を越える長さまで、多数個連続して設置する乗客の転落防止装置の構造において、この多数の長尺板(2)と同数の長尺板昇降装置(9)をプラットフォーム前面の地上に一列に設置し、その昇降装置(9)の左右同形状の搖動腕付歯車(14)及び(15)をその左右の主軸(12)及び(13)に搖動可能に取付け、そして左右の搖動腕先端軸(16)及び(17)を長尺板(2)下部の左右の支持孔(5)及び(6)にそれぞれ嵌合して、長尺板(2)を左右より支持するようにし、そして左右の搖動腕付歯車(14)及び(15)に上部ラック歯付引張棒(18)と下部ラック歯付引張棒(21)を上下より同時に噛合せる、この構造の長尺板昇降装置(9)を多数台同時に作動させるため、設置したすべての装置の上部ラック歯付引張棒(18)を連結して1本の上部長尺引張棒(19)とし、電動式引張機又は油圧式引張機等で右方向に引張することにより、すべての装置の搖動腕付歯車は右回転して搖動腕先端軸は上昇する、従ってこの軸に支持されたすべての長尺板(2)はプラットフォームの先端(1)に搖動可能に取付けられている長尺の踏板(25)を押上げて、プラットフォーム上面より約1米の高さまで水平を保ちながら上昇して乗客のプラットフォームより車両の乗降口への出入りを阻止し、又すべての装置の下部ラック歯付引張棒(21)を連続して下部長尺引張棒(22)とし、電動式引張機又は油圧式引張機等で右方向に引張することにより、すべての装置の搖動腕付歯車は左回転して搖動腕先端軸は降下し、従ってこの軸に支持されたすべての長尺板(2)は水平を保ちながらその上端がプラットフォームの上面より降下し、同時に押上げられていた踏板(25)は元に戻ってその上を覆って面一になり乗客のプラットフォームよりの乗降が可能になるようにした鉄道車両用プラットフォームの転落防止装置の構造。
IPC (1件):
B61B 1/02 ( 200 6.01)
FI (1件):
B61B 1/02
引用特許:
出願人引用 (5件)
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