特許
J-GLOBAL ID:201303022822977555

照射対象の開口に捕集される放射電力を増大させるためのコルゲート溝を有するフィードホーン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石戸 久子 ,  山口 栄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-135006
公開番号(公開出願番号):特開2013-005444
出願日: 2012年06月14日
公開日(公表日): 2013年01月07日
要約:
【課題】放射パターンの周波数依存性を軽減し、周波数依存性の軽減が利点となる広帯域ないし多帯域のフィードホーンを提供する。【解決手段】信号の送受信のためのフィードホーン1であって、TE11モードをHE11モードに変換するスロート部110と、スロート部110と反対側の端部に位置する開口部130と、複数本のコルゲート溝121を有しスロート部110に連接した移行部120とを備えている。移行部120の複数本のコルゲート溝121は、フィードホーン1の径方向に凹んだコルゲート溝121であって、スロート部110から開口部130へ近付くにつれてフィードホーン1の横断面寸法を次第に拡大させるようにして形成されている。スロート部110と、開口部130と、移行部120とは共通の対称軸心を有する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
信号の送受信のためのフィードホーン(1)において、TE11モードをHE11モードに変換するスロート部(110)と、前記スロート部(110)の反対側に位置する開口部(130)と、複数本のコルゲート溝を有し前記スロート部(110)に連接した移行部(120)とを備えており、前記移行部(120)の前記複数本のコルゲート溝(121)は、該フィードホーン(1)の径方向に凹んだコルゲート溝であって、本質的に前記スロート部(110)から前記開口部(130)へ近付くにつれて該フィードホーン(1)の横断面寸法を次第に拡大させるようにして形成されており、前記スロート部(110)と、前記開口部(130)と、前記移行部(120)とは共通の対称軸心を有し、前記複数本のコルゲート溝(121)は、それらコルゲート溝(121)が信号のモード成分を変化させることにより、該フィードホーン(1)が少なくとも1つの動作周波数帯において規定立体角の照射コーンの中に放射する主偏波の放射電力が、ホーン開口内のモードが略々純粋なHE11モードとなるようにしたフィードホーンを同じ円錐半角におけるイルミネーションテーパの値が同じになるようにして同じ動作周波数で動作させたときの当該放射電力より大きくなるように、それらコルゲート溝(121)どうしの間の相対寸法が定められていることを特徴とするフィードホーン(1)。
IPC (1件):
H01Q 13/02
FI (1件):
H01Q13/02
Fターム (6件):
5J045AA01 ,  5J045AA05 ,  5J045BA05 ,  5J045DA01 ,  5J045EA01 ,  5J045HA01

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