特許
J-GLOBAL ID:201303022924298040

歯車ケースの潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 落合 健 ,  仁木 一明 ,  ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-066573
公開番号(公開出願番号):特開2013-194906
出願日: 2012年03月23日
公開日(公表日): 2013年09月30日
要約:
【課題】歯車減速機構が収容されるとともにオイルが貯留される歯車ケースに、特定の歯車軸の中心軸線まわりに回転する歯車で跳ね上げられたオイルを受けるオイル受け部と、該オイル受け部からのオイルを特定の歯車軸以外の歯車軸側に導く給油手段とが設けられる歯車ケースの潤滑構造において、歯車減速機構の全ての歯車軸にオイルを行き届かせ易くする。【解決手段】中間歯車軸16が、側面視で入力歯車軸14および出力歯車軸15間に配置され、中間歯車軸16に設けられる中間歯車71の下端が、歯車減速機構の残余の歯車70,72,73の下端よりも側面視で低位に配置され、オイル受け部80が、側面視で入力歯車軸14、中間歯車軸16および出力歯車軸15よりも上方かつ入力歯車軸14および出力歯車軸15間に配置される。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
クランクシャフト(12)からの動力が伝達される入力歯車軸(14)と、該入力歯車軸(14)と平行な軸線を有する中間歯車軸(16)および出力歯車軸(15)とが回転自在に支承される歯車ケース(43)に、前記入力歯車軸(14)からの回転動力を受けて該入力歯車軸(14)の中心軸線(C1)まわりに回転する入力歯車(70)から前記中間歯車軸(16)を経て前記出力歯車軸(15)に至る動力伝達経路を構成する歯車減速機構(20)が収容されるとともにオイルが貯留され、前記歯車ケース(43)には、前記入力歯車軸(14)、前記中間歯車軸(16)および前記出力歯車軸(15)のいずれか1つである特定の歯車軸の中心軸線まわりに回転するようにして前記歯車減速機構(20)の一部を構成する歯車(71)で跳ね上げられたオイルを受けるオイル受け部(80)と、該オイル受け部(80)からのオイルを前記入力歯車軸(14)、前記中間歯車軸(16)および前記出力歯車軸(15)のうち前記特定の歯車軸以外の歯車軸側に導く給油手段(81)とが設けられる歯車ケースの潤滑構造において、前記特定の歯車軸である前記中間歯車軸(16)が、側面視で前記入力歯車軸(14)および前記出力歯車軸(15)間に配置され、前記歯車減速機構(20)を構成する複数の歯車(70,71,72,73)のうち前記中間歯車軸(16)に設けられる中間歯車(71)の下端が、前記オイルを跳ね上げるようにして前記歯車減速機構(20)の残余の歯車(70,72,73)の下端よりも側面視で低位に配置され、前記オイル受け部(80)が、側面視で前記入力歯車軸(14)、前記中間歯車軸(16)および前記出力歯車軸(15)よりも上方かつ前記入力歯車軸(14)および前記出力歯車軸(15)間に配置されることを特徴とする歯車ケースの潤滑構造。
IPC (1件):
F16H 57/04
FI (1件):
F16H57/04 N
Fターム (12件):
3J063AA06 ,  3J063AB02 ,  3J063AC01 ,  3J063BA11 ,  3J063XD03 ,  3J063XD17 ,  3J063XD47 ,  3J063XD54 ,  3J063XD73 ,  3J063XF12 ,  3J063XF13 ,  3J063XF14
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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