特許
J-GLOBAL ID:201303023390973177
音響信号処理装置および音響信号処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤原 康高
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-172409
公開番号(公開出願番号):特開2013-037152
出願日: 2011年08月05日
公開日(公表日): 2013年02月21日
要約:
【課題】音声信号の分離性能を向上させる音響信号処理装置を実現することである。【解決手段】実施形態の音響信号処理装置における尤度計算手段は、取得した音響信号から音声信号および非音声信号の特徴を表す音響特徴を抽出し、この音響特徴を利用して音響信号に音声信号が含まれる尤もらしさを表す尤度を計算する。スペクトル抽出手段は、音響信号を周波数解析してスペクトル特徴を抽出する。第1基底行列作成手段は、スペクトル特徴を利用して、非音声信号の特徴を表す第1の基底行列を作成する。第2基底行列作成手段は、尤度を利用して、第1の基底行列において音声信号と関連性が高い成分を特定し、この成分を除外して第2の基底行列を作成する。スペクトル特徴推定手段は、スペクトル特徴を第2の基底行列を用いて非負行列因子分解することにより、音声信号のスペクトル特徴あるいは非音声信号のスペクトル特徴を推定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
音声信号と非音声信号を含んだ音響信号を取得する音響取得手段と、
前記音響信号から前記音声信号および前記非音声信号の特徴を表す音響特徴を抽出し、この音響特徴を利用して前記音響信号に前記音声信号が含まれる尤もらしさを表す尤度を計算する尤度計算手段と、
前記音響信号を周波数解析してスペクトル特徴を抽出するスペクトル特徴抽出手段と、
前記スペクトル特徴を利用して、前記非音声信号の特徴を表す第1の基底行列を作成する第1基底行列作成手段と、
前記尤度を利用して、前記第1の基底行列において前記音声信号との関連性が高い成分を特定し、この成分を除外して第2の基底行列を作成する第2基底行列作成手段と、
前記スペクトル特徴を前記第2の基底行列を用いて非負行列因子分解することにより、前記音声信号のスペクトル特徴あるいは前記非音声信号のスペクトル特徴を推定するスペクトル特徴推定手段と、
を備えた音響信号処理装置。
IPC (3件):
G10L 21/030
, G10L 25/78
, G10L 21/026
FI (3件):
G10L21/02 203Z
, G10L11/00 402L
, G10L21/02 103Z
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