特許
J-GLOBAL ID:201303023420501089

生分解性脂肪族ポリエステル延伸糸およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人セントクレスト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-127093
公開番号(公開出願番号):特開2012-251277
出願日: 2011年06月07日
公開日(公表日): 2012年12月20日
要約:
【課題】高強度且つ高靭性の生分解性脂肪族ポリエステル延伸糸を安定して提供すること。【解決手段】(A)生分解性脂肪族ポリエステル樹脂原料に対する分子量保持率が75%以上であり; (B)伸長倍率λsが下記式(i)で表される条件:1.0≦λs≦2.0 (i)を満足する生分解性脂肪族ポリエステル未延伸糸を延伸してなり、 (C)前記未延伸糸に対する相対的な延伸倍率λrelが下記式(ii)で表される条件:3.3≦λrel (ii)を満足し; (D)ネットワーク延伸比λnetが下記式(iii)で表される条件:3.5≦λnet≦20.0 (iii)を満足し; (E)引張強度(単位:cN/dtex)および引張伸度(単位:%)が下記式(iv)で表される条件:(引張強度)×(引張伸度)(1/2)≧30 (iv)を満足することを特徴とする生分解性脂肪族ポリエステル延伸糸。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(A)生分解性脂肪族ポリエステル樹脂原料に対する分子量保持率が75%以上であり; (B)下記式(2)で示される伸長倍率λsが下記式(i)で表される条件: λs=1/(1-S/100) (2) (式(2)中、Sは100°Cにおける熱収縮率(単位:%)を表す。) 1.0≦λs≦2.0 (i) を満足する生分解性脂肪族ポリエステル未延伸糸を延伸してなり、 (C)下記式(3)で示される前記未延伸糸に対する相対的な延伸倍率λrelが下記式(ii)で表される条件: λrel=exp(γshift) (3) (式(3)中、γshiftは未延伸糸と延伸糸の真応力-歪曲線を破断点で重ね合わせたときの延伸糸における真歪の水平移動量を表す。) 3.3≦λrel (ii) を満足し; (D)下記式(4)で示されるネットワーク延伸比λnetが下記式(iii)で表される条件: λnet=λs×λrel (4) (式(4)中、λsは前記未延伸糸の伸長倍率であり、λrelは前記未延伸糸に対する相対的な延伸倍率である。) 3.5≦λnet≦20.0 (iii) を満足し; (E)引張強度(単位:cN/dtex)および引張伸度(単位:%)が下記式(iv)で表される条件: (引張強度)×(引張伸度)(1/2)≧30 (iv) を満足することを特徴とする生分解性脂肪族ポリエステル延伸糸。
IPC (2件):
D01F 6/62 ,  D02J 1/22
FI (2件):
D01F6/62 305 ,  D02J1/22 L
Fターム (19件):
4L035BB31 ,  4L035BB36 ,  4L035BB40 ,  4L035BB52 ,  4L035BB76 ,  4L035BB91 ,  4L035EE08 ,  4L035EE20 ,  4L035HH01 ,  4L035HH02 ,  4L036MA05 ,  4L036MA24 ,  4L036MA25 ,  4L036MA35 ,  4L036PA01 ,  4L036PA03 ,  4L036PA17 ,  4L036PA28 ,  4L036UA07

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