特許
J-GLOBAL ID:201303023720848285

分割型メカニカルシール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三木 久巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-069531
公開番号(公開出願番号):特開2013-200005
出願日: 2012年03月26日
公開日(公表日): 2013年10月03日
要約:
【課題】分割型密封環を密封端面に歪を生じることなく適正な環状形態に緊縛保持させる。【解決手段】シールケース2に設けた第1密封環5及び回転軸6に設けた第2密封環9を周方向に分割され且つリテーナリング3,7に取り付けた緊縛リング4,8によって円環状に緊縛された分割型密封環に構成した分割型メカニカルシールにおいて、環板状の端面シール部25,27とその外周縁部に連なる筒状の周面シール部26,28とからなる弾性シール部材23,24を、分割型密封環5,6の基端面5c,9cとリテーナリング3,7の密封環保持面3e,7bとの間に端面シール部25,27が挟圧された状態で且つ分割型密封環5,6の外周面5b,9bと緊縛リング4,8の内周面4a,8aとの間に周面シール部26,28が挟圧された状態で、分割型密封環5,6とリテーナリング3,7及び緊縛リング4,8との間に装填する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
シールケース側に設けられた第1密封環及びシールケースを洞貫する回転軸に設けられた第2密封環の少なくとも一方を周方向に分割された分割型密封環となして、この分割型密封環を、シールケース又は回転軸に軸線方向に移動可能な状態又は移動不能な状態で保持されたリテーナリングにこれに取り付けた緊縛リングによって円環状に緊縛された状態で固定保持させ、第1密封環と第2密封環との対向端面である密封端面の相対回転摺接作用により当該相対回転摺接部分の内周側領域たる被密封流体領域とその外周側領域たる非密封流体領域とを遮蔽シールするように構成された分割型メカニカルシールにおいて、 環板状の端面シール部とその外周縁部に連なる筒状の周面シール部とからなる弾性シール部材を、分割型密封環の基端面とこれに軸線方向おいて対向するリテーナリングの密封環保持面との間に端面シール部が挟圧された状態で且つ分割型密封環の外周面とこれに外嵌する緊縛リングの内周面との間に周面シール部が挟圧された状態で、分割型密封環とリテーナリング及び緊縛リングとの間に装填させていることを特徴とする分割型メカニカルシール。
IPC (1件):
F16J 15/34
FI (2件):
F16J15/34 E ,  F16J15/34 K
Fターム (5件):
3J041AA02 ,  3J041BA04 ,  3J041BB05 ,  3J041BC01 ,  3J041DA16
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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