特許
J-GLOBAL ID:201303023870837362

フルオロアルカンスルホン酸無水物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-262371
公開番号(公開出願番号):特開2013-112670
出願日: 2011年11月30日
公開日(公表日): 2013年06月10日
要約:
【課題】 本発明の目的は、フルオロアルキルスルホン酸と五酸化二燐とを反応させて、フルオロアルキルスルホン酸無水物を製造する際に、高収率な製造方法を提供する。【解決手段】 実容量100Lあたりの最大の動力が1.0kW以上である、少なくとも二軸以上のブレードを具備するニーダー型反応器を用いて、フルオロアルカンスルホン酸と五酸化二燐とを40°C以上100°C未満で混練しながら、反応、且つ、生成するフルオロアルキルスルホン酸無水物を排出させ、排出後の該反応器内残渣を100°C以上140°C未満の温度で混練しながら、未反応のフルオロアルキルスルホン酸を排出して回収し、原料として再利用することを特徴とするフルオロアルカンスルホン酸無水物の製造方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
実容量100Lあたりの最大の動力が1.0kW以上である、少なくとも二軸以上のブレードを具備するニーダー型反応器に、下記一般式(1)で表されるフルオロアルカンスルホン酸と五酸化二燐とを導入し、該反応器にて実容量100Lあたり0.5kW以上の動力により混練させることにより下記一般式(2)で表されるフルオロアルカンスルホン酸無水物を製造する方法において、 該反応器にフルオロアルカンスルホン酸と五酸化二燐を、それぞれの全導入量がモル比で2.0以上となるように導入する第一工程、 第一工程で導入したフルオロアルカンスルホン酸と五酸化二燐とを、該反応器内の温度を40°C以上100°C未満で混練しながら、フルオロアルカンスルホン酸と五酸化二燐とを反応させて主生成物であるフルオロアルカンスルホン酸無水物と副生成物であるメタ燐酸を生成させ、且つ、該反応器から主生成物であるフルオロアルカンスルホン酸無水物を排出させる第二工程、 及び第二工程により得られる該反応器内の残渣をさらに、該反応器内の温度を100°C以上140°C未満で混練しながら、該反応器から未反応のフルオロアルカンスルホン酸を排出させる第三工程と、を有し、 更に、第三工程で排出される未反応のフルオロアルカンスルホン酸を、第一工程で導入するフルオロアルカンスルホン酸の全部又は一部として使用することを特徴とするフルオロアルカンスルホン酸無水物の製造方法。 RfSO3H ・・・(1) (RfSO2)2O ・・・(2) (式中のRfは、炭素数1〜4の直鎖又は炭素数3〜4の分岐鎖の、飽和又は不飽和のフルオロアルキル基を示す。)
IPC (2件):
C07C 303/00 ,  C07C 309/06
FI (2件):
C07C303/00 ,  C07C309/06
Fターム (9件):
4H006AA02 ,  4H006AC61 ,  4H006BC10 ,  4H006BC31 ,  4H006BD20 ,  4H006BD21 ,  4H006BD33 ,  4H006BD51 ,  4H006BD81
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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