特許
J-GLOBAL ID:201303023967824311

2-O-α-D-グルコシル-L-アスコルビン酸無水結晶含有粉末の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須磨 光夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-094917
公開番号(公開出願番号):特開2013-151555
出願日: 2013年04月30日
公開日(公表日): 2013年08月08日
要約:
【課題】 アスコルビン酸2-グルコシドの生成率が35質量%に満たない場合であっても、有意に固結し難い粉末を製造することを可能にするアスコルビン酸2-グルコシド無水結晶含有粉末の製造方法を提供することを課題とする。【解決手段】 液化澱粉若しくはデキストリンのいずれかとL-アスコルビン酸とを含む溶液に、CGTaseを作用させ、次いでグルコアミラーゼを作用させてアスコルビン酸2-グルコシドの生成率が27質量%以上である溶液を得る工程;得られた溶液を精製して、アスコルビン酸2-グルコシド含量を86質量%超とする工程;制御冷却法又は擬似制御冷却法によってアスコルビン酸2-グルコシドの無水結晶を析出させる工程;析出したアスコルビン酸2-グルコシドの無水結晶を採取し、熟成、乾燥する工程を含むアスコルビン酸2-グルコシド無水結晶含有粉末の製造方法を提供することによって解決する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
無水物換算で2-O-α-D-グルコシル-L-アスコルビン酸を98.0質量%を超え99.8質量%以下含有し、粉末X線回折プロフィルに基づき算出される2-O-α-D-グルコシル-L-アスコルビン酸無水結晶についての結晶化度が90%以上98.0%以下、粉末X線回折プロフィルにおいて検出される回折角(2θ)が10.4°(ミラー指数(hkl):120)、13.2°(ミラー指数:130)、18.3°(ミラー指数:230)、21.9°(ミラー指数:060)及び22.6°(ミラー指数:131)の回折ピークの半値幅からシェラーの式に基づき算出される平均結晶子径が1,400Å以上1,700Å未満であって、粒径150μm未満の粒子を粉末全体の70質量%以上、粒径53μm以上150μm未満の粒子を粉末全体の40乃至60質量%含有するとともに、D-グルコース及び/又はL-アスコルビン酸を含有し、L-アスコルビン酸量が無水物換算で0質量%を超え0.1質量%以下、且つ、粉末全体の還元力が0.1質量%以上1質量%未満であることを特徴とする2-O-α-D-グルコシル-L-アスコルビン酸無水結晶含有粉末。
IPC (1件):
C07H 17/04
FI (1件):
C07H17/04
Fターム (6件):
4B024AA03 ,  4B024BA10 ,  4B024CA02 ,  4C057BB02 ,  4C057DD01 ,  4C057KK02
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る