特許
J-GLOBAL ID:201303024066950705

吐水装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 稲葉 良幸 ,  大貫 敏史 ,  江口 昭彦 ,  内藤 和彦 ,  鎌田 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-027650
公開番号(公開出願番号):特開2013-047438
出願日: 2012年02月10日
公開日(公表日): 2013年03月07日
要約:
【課題】大型のポンプを用いることなく、吐水に充分大きな流速変動を与えることができ、吐水から着水までの距離が短い場合であっても充分に大きな水塊を形成することが可能な吐水装置を提供すること【解決手段】この吐水装置は、噴射口10bから水溜室10内を見たときに、噴射口10bの流路断面積よりも大きな断面積となる大気泡BAを生成するものであって、この大気泡BAを間欠的に形成することで、噴流WSmの流速を変化させる。【選択図】図9
請求項(抜粋):
人体に向けて水を吐出する吐水装置であって、 水を供給する給水路と、 前記給水路から供給された水を下流側に向けて加速させ、加速噴流として噴射する噴射口と、 前記噴射口の下流側に設けられ、前記加速噴流を人体に向けて吐出する吐出口と、 前記噴射口と前記吐出口との間に設けられ、前記噴射口から前記吐出口に至る前記加速噴流が通過する経路である通水経路部及び前記通水経路部の一側に隣接するとともに前記通水経路部と同一空間として構成された溜水を形成するための水溜部を有する水溜室と、 前記水溜部で少なくとも一つの大気泡を生成するとともに、この大気泡を前記通水経路部に供給する気泡供給手段と、を備え、 前記吐出口は、前記加速噴流が前記通水経路部から前記水溜部に流れ込むことを抑制するために、前記噴射口の中心を通る仮想延長線上に配置されているとともに、この吐出口における前記水溜室側の開口断面積が、前記噴射口における前記水溜室側の開口断面積よりも大きくなるように構成されており、 前記気泡供給手段は、 前記水溜部に空気を導入するとともに、前記水溜部に導入された気泡状の空気が前記水溜室の前記噴射口側の壁面を構成する第1側面に接触した状態を保ちながら前記通水経路部に向けて成長することで大気泡が生成されるように、前記水溜部における前記通水経路部とは反対側、且つ前記第1側面の近傍に設けられた空気導入口と、 前記通水経路部を通過する前記加速噴流によって前記水溜部の溜水が前記通水経路部に引き込まれることで不足する水溜部の不足水量分を補うために、前記噴射口から噴射される前記加速噴流よりも流速の低い副水流を前記水溜部に導入する副水流導入手段と、 前記通水経路部を通過する前記加速噴流によって前記水溜部の溜水が前記通水経路部に引き込まれることで前記水溜部に発生する旋回流と、からなり、 前記旋回流が、前記空気導入口から前記水溜部に導入された気泡状の空気を前記第1側面に押し付けることで、前記空気導入口と連通した状態を維持しながら時間経過とともに前記通水経路部に向けて気泡を大きく成長させて少なくとも一つの前記大気泡を生成するとともに、前記大気泡が前記加速噴流に所定距離まで近づいた時点で、前記加速噴流の吸引作用によって前記空気導入口から前記大気泡が切り離されて前記通水経路部に前記大気泡が間欠的に供給されるよう構成されたものであって、 これにより、前記大気泡の中を前記加速噴流が貫通する第一通水状態と、前記溜水の中を前記加速噴流が通過する第二通水状態とを交互に繰り返し発生させ、前記通水経路部における前記加速噴流の通水抵抗が変動するよう構成したことを特徴とする吐水装置。
IPC (1件):
E03D 9/08
FI (1件):
E03D9/08 B
Fターム (3件):
2D038JA05 ,  2D038JB05 ,  2D038JF00
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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