特許
J-GLOBAL ID:201303024123063176

縫合糸押し込み装置、および縫合糸押し込みシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 棚井 澄雄 ,  志賀 正武 ,  鈴木 三義 ,  高柴 忠夫 ,  増井 裕士 ,  鈴木 史朗 ,  橋本 宏之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-554154
特許番号:特許第5226905号
出願日: 2012年05月31日
要約:
【要約】 この縫合糸押し込み装置(1)は、体内の組織を縫合するとともに一端部および他端部が自然開口を通して体外に導かれた縫合糸(S)において、前記一端部と前記他端部とで形成した接続部を前記組織の縫合部まで移動させる縫合糸押し込み装置であって、可撓性を有する外筒(10)と、可撓性を有するとともに前記外筒(10)に進退するように挿通された棒状体(20)と、を備え、前記外筒(10)の先端側には、互いに対向する一対の側孔(11、12)が前記縫合糸(S)を挿通するように形成され、前記外筒(10)の先端側における内周面には前記外筒(10)の軸線方向に延びる係合部(13)が形成され、前記棒状体(20)の外周面には、前記係合部(13)に係合するとともに前記係合部(13)に沿ってスライドする被係合部(24)が形成されている。
請求項(抜粋):
【請求項1】先端部、基端部、前記先端部から前記基端部まで延設された内部空間、および縫合糸を挿通させるために前記先端部の側面に形成された一対の側孔を有する外筒と、 前記一対の側孔に挿通された前記縫合糸の結び目と当接可能な先端面、および前記外筒の前記一対の側孔よりも先端側部分の内周面との隙間に前記縫合糸を挿通可能な先端側面を有し、前記縫合糸の結び目を押し出すために、前記外筒の先端部分の内部を前記外筒に対して移動自在に配置されたシャフト部材と、 前記外筒の軸線方向に延設され、かつ前記外筒の先端側の内周面に形成された係合部と、 前記シャフト部材の先端側に設けられ、前記係合部に対して前記外筒の周方向に係止されることで、前記シャフト部材と前記外筒との位置関係が前記周方向において維持されるとともに、前記係合部に沿って移動自在に設けられた被係合部と、 を備える縫合糸押し込み装置。
IPC (1件):
A61B 17/04 ( 200 6.01)
FI (1件):
A61B 17/04

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