特許

J-GLOBAL ID：201303024565040221

パイロットバルブ装置

発明者： 平野 桜子 ,  吉本 光宏 ,  伊東 英明 ,  ▲高▼尾 昌希 ,  安藤 真和
出願人/特許権者： 日立建機株式会社
代理人 (1件)： 広瀬 和彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-115778
公開番号（公開出願番号）：特開2013-241791
出願日： 2012年05月21日
公開日（公表日）： 2013年12月05日
要約：

【課題】パイロットバルブ装置内を流通する作動油内の異物を確実にタンクに導くことができるパイロットバルブ装置を提供する。【解決手段】パイロットバルブ装置1のケーシング2内には、ポンプポート3、タンクポート4及び4個の出力ポート5を有し、これら各出力ポート5には、スプール摺動孔6がそれぞれ連通している。そして、スプール摺動孔6とタンクポート4との間を連通する油路25が、ケーシング2内で横方向に伸長して設けられている。油路25の底部28には、該底部28から凹状に窪み、タンクポート4に向けて斜め下向きに延びる凹溝29を設け、作動油内の異物を油路25の底部28から凹溝29に沿ってタンクポート4へと導く構成とする。【選択図】図5

請求項（抜粋）：

下端部側にポンプポート、タンクポート及び4個の出力ポートを有するケーシングと、該ケーシング内に上,下方向に設けられ前記各出力ポートにそれぞれ連通する4個のスプール摺動孔と、前記ケーシング内に横方向に伸長して設けられ前記スプール摺動孔と前記タンクポートとの間を連通する油路と、前記各スプール摺動孔内に摺動可能に設けられ前記出力ポートを前記ポンプポートとタンクポートとのいずれかに連通する連通孔を有するスプールと、該スプールを摺動変位させて前記出力ポートとポンプポートとを連通させるべく押圧操作されるプッシャと、該プッシャと前記スプールとの間に設けられ前記プッシャの押圧操作に応じて前記出力ポートからの吐出圧力を設定する圧力設定用ばねとを備えたパイロットバルブ装置において、 前記油路の底部には、前記タンクポートに向けて斜め下向きに延び油液内の異物を前記タンクポートへと導く異物ガイド部を設ける構成としたことを特徴とするパイロットバルブ装置。

IPC (1件)：

E02F 9/20

FI (1件)：

E02F9/20 A

Fターム (9件)：

2D003AA01 ,  2D003BA01 ,  2D003DA03 ,  3H089AA60 ,  3H089BB23 ,  3H089EE41 ,  3H089GG02 ,  3H089HH05 ,  3H089JJ01