特許
J-GLOBAL ID:201303024961552111

化成処理性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 植木 久一 ,  植木 久彦 ,  菅河 忠志 ,  伊藤 浩彰 ,  竹岡 明美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-043510
公開番号(公開出願番号):特開2013-237924
出願日: 2013年03月05日
公開日(公表日): 2013年11月28日
要約:
【課題】Siを1.0%以上、Mnを1.5%以上(好ましくは、Siを1.6%以上、Mnを2.1%以上)含有する高Si高Mn含有鋼を熱間圧延後、550°C以上の高温で巻取ったとき、熱延鋼板のスケール層直下に生成する約5μm以上の粒界酸化層を、熱間圧延後の酸洗によって適切に除去することにより、最終製品である高強度冷延鋼板の化成処理性不良を有効に防止できる技術を提供する。【解決手段】本発明の製造方法は、上記鋼を熱間圧延し、550°C以上の温度で巻取った熱延鋼板に対し、下記式(1)の条件で酸洗を行なうものである。 t/t1≧(d/5)+1 ・・・ (1) 式中、tは熱延鋼板の酸洗時間(秒)、dは熱延鋼板に形成された粒界酸化層の厚さ(μm)、t1は熱延鋼板に形成されたスケール層を溶解するのに要する時間(秒)を意味する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
化成処理性に優れた引張強度980MPa以上の高強度冷延鋼板を製造する方法であって、 Siを1.0%(質量%の意味。以下同じ。)以上、およびMnを1.5%以上含有する鋼を熱間圧延し、550°C以上の温度で巻取った熱延鋼板に対し、下記式(1)の条件で酸洗を行なうことを特徴とする化成処理性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法。 t/t1≧(d/5)+1 ・・・ (1) 式中、 tは熱延鋼板の酸洗時間(秒)、 dは熱延鋼板に形成された粒界酸化層の厚さ(μm)、 t1は熱延鋼板に形成されたスケール層を溶解するのに要する時間(秒)
IPC (6件):
C23G 1/08 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/58 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06 ,  B21B 3/00
FI (6件):
C23G1/08 ,  C22C38/00 301S ,  C22C38/58 ,  C21D9/46 H ,  C22C38/06 ,  B21B3/00 A
Fターム (45件):
4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA11 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037FA01 ,  4K037FA02 ,  4K037FA03 ,  4K037FC03 ,  4K037FC04 ,  4K037FE01 ,  4K037FE02 ,  4K037FE03 ,  4K037FH01 ,  4K037FJ02 ,  4K037FJ05 ,  4K037FJ06 ,  4K037FK06 ,  4K037GA02 ,  4K037GA05 ,  4K037GA08 ,  4K037HA05 ,  4K037JA01 ,  4K053PA02 ,  4K053PA12 ,  4K053QA01 ,  4K053RA19 ,  4K053RA63 ,  4K053TA02 ,  4K053TA07 ,  4K053YA30
引用特許:
審査官引用 (2件)

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