特許
J-GLOBAL ID:201303025283820646

電池制御方法及び電池制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-133085
公開番号(公開出願番号):特開2013-004256
出願日: 2011年06月15日
公開日(公表日): 2013年01月07日
要約:
【課題】個々の電池の内部抵抗を適切に求め、求めた内部抵抗を用いて、電池をより適切に昇温させることができる電池制御方法及び電池制御システムを提供する。【解決手段】電池の内部抵抗は、全周波数の交流電圧に追従できる第1抵抗成分と、第1周波数以下の交流電圧のみに追従できる第2抵抗成分と、第1周波数より低い第2周波数以下の交流電圧のみに追従できる第3抵抗成分とを含み、電池に第1周波数以下且つ第2周波数以上の2種類以上の周波数の交流電圧を印加し、発生した交流電流を測定して第1及び第2抵抗成分を算出する内部抵抗算出ステップS100と、雰囲気温度と目標電池温度と第1及び第2抵抗成分と昇温用交流電圧に基づいて昇温時間を算出する昇温時間算出ステップS200と、電池の出力電圧に対応する直流電圧に昇温用交流電圧を重畳させた昇温用電圧を、昇温時間の間電池に印加して電池を昇温させる昇温ステップS300と、を有する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
対象とする電池の充放電を行って当該電池の内部抵抗を利用した内部発熱にて当該電池を昇温させる電池制御方法において、 前記内部抵抗は、全周波数の交流電圧に対して追従できる抵抗成分である第1抵抗成分と、第1周波数以下の交流電圧に対して追従できるが前記第1周波数より高い周波数の交流電圧に対して追従できない抵抗成分である第2抵抗成分と、前記第1周波数より低い第2周波数以下の交流電圧に対して追従できるが前記第2周波数より高い周波数の交流電圧に対して追従できない抵抗成分である第3抵抗成分と、を含んでおり、 前記電池に対して前記第1周波数以下であり且つ前記第2周波数以上の周波数であって互いに異なる2種類以上の周波数である内部抵抗測定用周波数に設定した第1所定振幅を有する交流電圧である内部抵抗測定用交流電圧をそれぞれ印加し、印加したそれぞれの内部抵抗測定用交流電圧に対して発生するそれぞれの追従電流であるそれぞれの交流電流を測定し、印加したそれぞれの内部抵抗測定用交流電圧と、当該内部抵抗測定用交流電圧のそれぞれに対応させて測定したそれぞれの交流電流と、に基づいて、前記電池における少なくとも前記第1抵抗成分と前記第2抵抗成分を算出する内部抵抗算出ステップと、 前記電池の雰囲気温度と、目標電池温度と、算出した前記第1抵抗成分及び前記第2抵抗成分と、前記第1周波数以下の周波数であり且つ前記第2周波数以上の周波数に設定した昇温用周波数であるとともに第2所定振幅を有する交流電圧である昇温用交流電圧と、に基づいて、前記電池の昇温に必要な時間である昇温時間を算出する昇温時間算出ステップと、 前記電池の出力電圧に対応する直流電圧に前記昇温用交流電圧を重畳させた昇温用電圧を、前記昇温時間の間、前記電池に印加して前記電池を充放電させて昇温させる昇温ステップと、を有する、 電池制御方法。
IPC (7件):
H01M 10/50 ,  H01M 10/44 ,  H01M 10/48 ,  H02J 7/04 ,  H02J 7/10 ,  B60L 3/00 ,  B60L 11/18
FI (7件):
H01M10/50 ,  H01M10/44 P ,  H01M10/48 301 ,  H02J7/04 L ,  H02J7/10 L ,  B60L3/00 S ,  B60L11/18 A
Fターム (24件):
5G503BA01 ,  5G503BB01 ,  5G503CB13 ,  5G503FA06 ,  5H030AA01 ,  5H030AS06 ,  5H030AS08 ,  5H030BB06 ,  5H030FF22 ,  5H030FF27 ,  5H030FF41 ,  5H030FF51 ,  5H030FF52 ,  5H031AA09 ,  5H031CC09 ,  5H031HH06 ,  5H031KK03 ,  5H125AA01 ,  5H125AC12 ,  5H125BC00 ,  5H125BC19 ,  5H125EE23 ,  5H125EE24 ,  5H125EE25
引用特許:
出願人引用 (7件)
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