特許
J-GLOBAL ID:201303025774158864

繰出容器の開閉装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-035924
公開番号(公開出願番号):特開2013-169381
出願日: 2012年02月22日
公開日(公表日): 2013年09月02日
要約:
【課題】耐衝撃性の向上、蓋の開閉時の安定、多様な形状・デザインに対応出来る成形しやすく組み立てやすいなどの繰出容器開閉装置の開発。【解決手段】外筒及び内筒から構成された把持体と、回転体と一体に回転する環状はすば歯車又は逆ラセン筒などを含んで構成される繰出容器開閉装置で、把持体を把持し、回転体を順回転方向に回転した時に蓋が開放されつつ被繰出物が繰り出され、逆回転により被繰出物が繰戻され、同時に蓋が閉塞する繰出容器開閉装置で、耐衝撃性が向上し、蓋の開閉時の移動が安定したなどの特徴を有する繰出容器開閉装置である。【効果】繰出容器開閉装置の耐衝撃性の向上や形状・デザインの多様化などの課題が解決し、種々の繰出容器開閉措置に応用できる効果がある。【選択図】 図8
請求項(抜粋):
外筒(2b)及びその内側の内筒(2c)から構成された把持体(2)と、 この把持体の内筒の内側に前記内筒に同軸的に配置され外面に繰出容器のラセンとは逆向きの歯車側はすば(71)が形成された環状はすば歯車(7)と、 前記環状はずば歯車(7)の内側に設置され被繰出物(18)を収納した繰出容器(A)と、 回転体(5)の順回転により前記繰出容器内の被繰出物を前記外筒から繰り出し、前記回転体の逆回転により前記被繰出物を外筒内に繰り戻す回転駆動機構(B)と、 前記外筒における前記被繰出物の出入りのための開口部(21)を開閉可能の可撓性を有する舌部(61)及び前記舌部に連結された蓋ラック(62)を備えた蓋(6)と、 を備え、 前記内筒には、その長手方向の少なくとも一部が切りかかれて長手方向に延びるガイド孔(26)が形成されており、 前記蓋ラック(62)には、前記ガイド孔(26)内に配置され前記環状はすば歯車(7)の歯車側はすば(71)に噛み合うラック側はすば(63)が設けられており、 前記環状はすば歯車(7)は前記回転体(5)により回転駆動され、 前記回転体(5)の順回転により前記回転駆動機構(B)が前記被繰出物を前記外筒から繰り出すときに、同時に、前記歯車側はすば(71)と噛み合うラック側はすば(63)が、前記ガイド孔(26)にガイドされて、前記外筒の開口部(21)から遠ざかる方向に移動し、前記ラック側はすば(63)が設けられた蓋ラック(62)に連結された蓋(6)が前記外筒の開口部(21)を開放する方向に移動し、前記可撓性を有する舌部(61)が変形しつつ前記隙間(S2)に収納されて、前記外筒の開口部(21)を開放し、 前記回転体(5)の逆回転により前記回転駆動機構(B)が前記被繰出物を前記外筒内に繰り戻すときに、同時に、前記歯車側はすば(71)と噛み合うラック側はすば(63)が、前記ガイド孔(26)にガイドされて、前記外筒の開口部(21)に近づく方向に移動し、前記ラック側はすば(63)が設けられた蓋ラック(62)に連結された蓋(6)が前記外筒の開口部(21)を閉塞する方向に移動し、前記可撓性を有する舌部(61)が変形しつつ前記隙間(S2)から引き出されて、前記外筒の開口部(21)を閉塞し、 装置全体の機能として、 前記回転体(5)を把持体(2)に対して順回転方向に回転させたときには、蓋(6)が開口部(21)を開放しつつ被繰出物(18)が連動して繰り出され、 前記回転体(5)を把持体(2)に対して逆回転方向に回転させたときには、蓋(6)が開口部(21)を閉塞しつつ被繰出物(18)が連動して繰り戻される機能を有するものであることを特徴とする繰出容器の開閉装置。
IPC (2件):
A45D 40/02 ,  A45D 40/06
FI (2件):
A45D40/02 Z ,  A45D40/06
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第4521590号
  • 繰出容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-093243   出願人:株式会社吉野工業所
審査官引用 (3件)
  • 特許第4521590号
  • 繰出容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-093243   出願人:株式会社吉野工業所
  • 特許第4521590号

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