特許
J-GLOBAL ID:201303026508975918

プルトップ缶

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-067211
公開番号(公開出願番号):特開2013-199285
出願日: 2012年03月23日
公開日(公表日): 2013年10月03日
要約:
【課題】 飲み残しがあった際、開口部分の密閉性を確実なものにするとともに、繰り返し行われる開口・閉口を容易にすることができるようにして、操作性の向上を図り作業性の向上を図る。【解決手段】 軸部5に回動可能に設けられたタブ10に、このタブ10によって開放された開口3に嵌合してこれを封止する弾性樹脂材料で形成された封止部材20を設け、この封止部材20をタブ10の作用点側部12に付帯させた状態で作用点側部12を開口3に対峙させた第三回動状態K3において、タブ10の力点側部11を軸部5を支点として引き起こすことにより封止部材20を開口3から内側へ押し下げて開口3を開放し、タブ10の力点側部11を軸部5を支点として押し下げることにより封止部材20を開口3の内側から引き上げて開口3を封止することを可能にした。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
カップ状の缶本体1を被嵌する蓋部2を備え、該蓋部2の中心より外周側に形成された開口3を閉塞する閉塞体4と、上記蓋部2の中心に設けた軸部5に回動可能に支持され該軸部5よりも一端側の力点側部11及び該軸部5よりも他端側の作用点側部12を有したタブ10とを備え、該タブ10の力点側部11を上記軸部5を支点として引き起こすことにより上記作用点側部12を上記閉塞体4に押圧して該閉塞体4を上記開口3から内側へ押し下げて外し該開口3を開放することを可能にしたプルトップ缶において、 上記開放された開口3に嵌合して該開口3を封止可能な封止部材20を設け、該封止部材20を弾性樹脂材料で形成し、上記封止部材20にその上面に突設されたロッド21及び該ロッド21より大径のヘッド22を有した係合凸部23を設け、 上記タブ10の力点側部11に、該タブ10の一方向Raへの回転時に上記係合凸部23のロッド21に係合し且つヘッド22で抜け止めされて該力点側部11の下面に上記封止部材20を付帯させ、該タブ10の他方向Rbへの回転時に上記ロッド21から係合解除される第一係合凹部13を形成し、 上記タブ10の作用点側部12に、該タブ10の他方向Rbへの回転時に上記係合凸部23のロッド21に係合し且つヘッド22で抜け止めされて該作用点側部12の下面に上記封止部材20を付帯させ、該タブ10の一方向Raへの回転時に上記ロッド21から係合解除される第二係合凹部14を形成し、 上記タブ10を、上記一方向Raまたは他方向Rbへの回動により、 上記封止部材20を上記タブ10の力点側部11に付帯させた状態で上記タブ10の作用点側部12を上記開口3に対峙させた第一回動状態K1、 上記封止部材20を上記タブ10の力点側部11に付帯させた状態で該力点側部11を上記開口3に対峙させた第二回動状態K2、 上記封止部材20を上記タブ10の作用点側部12に付帯させた状態で該作用点側部12を上記開口3に対峙させた第三回動状態K3の少なくとも3つの回動状態K1,K2,K3を取りうる構成とし、 上記閉塞体4を外すときは上記タブ10を第一回動状態K1にし、 上記閉塞体4が外れた後は上記タブ10を第二回動状態K2にし且つ該タブ10の力点側部11を押し下げて上記開口3を上記封止部材20で封止し、 該封止部材20での上記開口3の封止後は上記タブ10を第三回動状態K3にし、 該第三回動状態K3で、上記タブ10の力点側部11を上記軸部5を支点として引き起こすことにより上記封止部材20を上記開口3から内側へ押し下げて該開口3を開放し、上記タブ10の力点側部11を上記軸部5を支点として押し下げることにより上記封止部材20を上記開口3の内側から引き上げて該開口3を封止することを可能にしたことを特徴とするプルトップ缶。
IPC (1件):
B65D 17/32
FI (1件):
B65D17/32
Fターム (9件):
3E093AA02 ,  3E093AA12 ,  3E093AA13 ,  3E093BB01 ,  3E093CC01 ,  3E093DD02 ,  3E093DD06 ,  3E093DD10 ,  3E093EE13
引用特許:
出願人引用 (2件)

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