特許
J-GLOBAL ID:201303026945197762

作業機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 武和国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-046708
公開番号(公開出願番号):特開2013-181345
出願日: 2012年03月02日
公開日(公表日): 2013年09月12日
要約:
【課題】グリースバス内に浸入した水をグリースから分離させてグリースバス外に排出させることができる作業機械を提供すること。【解決手段】グリースバス板40の底板41と周壁42とリングギア21aとに囲まれて形成された円環状の凹部から成るグリースバス43と、旋回体3に設けられてグリースを均す均し部材50とを備える。均し部材50は旋回体3の下面3bに固定され、リングギア21aの内周側において旋回体3の下面から底板41の方向にピニオン33よりも底板41側まで延びて位置するものであって、旋回体3の旋回時に、グリースを旋回の中心Cの方向に下り傾斜の斜面60に均す第1均し面51および第2均し面52とを備える。グリースバス板40の底板41には排水孔53が設けられ、この排水孔53は、グリースが保持される領域E0よりも旋回の中心C側の領域E1に位置する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
台部材と、この台部材に旋回ベアリングを介して旋回可能に結合した旋回体と、この旋回体の駆動源となる旋回装置とを備え、 前記旋回ベアリングは、リングギアを内周面に有して前記台部材に固定されたインナーレースと、前記旋回体に固定されたアウターレースとを備え、 前記旋回装置は、前記インナーレースの前記リングギアと噛み合うピニオンを備え、 前記リングギアと前記旋回体の旋回の中心との間にはグリースバス板が設けられ、 前記グリースバス板は前記台部材に対して固定されたものであり、前記旋回体の旋回の中心から前記リングギアの間で円環状に広がった底板と、この底板の前記旋回の中心側の端部から立ち上がった周壁とを備え、 前記底板と前記周壁と前記リングギアとに囲まれて形成された円環状の凹部をグリースバスとして、前記リングギアと前記ピニオンとの摩擦を低減するためのグリースを保持する作業機械において、 前記旋回体は、この旋回体の旋回に伴いグリースを均す均し部材を備え、 この均し部材は、前記旋回体の下面に固定され前記リングギアの内周側において前記底板の方向に延びて位置するものであって、前記底板上のグリースを前記リングギアの方向に押し退ける押し退け面と、前記底板上のグリースを前記ピニオンと前記底板との間隔よりも薄く、かつ、前記旋回の中心の方向に下り傾斜の斜面を成すように均す均し面とを備え、 前記底板は、グリースが保持される領域よりも前記旋回の中心側に排水孔を備える ことを特徴とする作業機械。
IPC (1件):
E02F 9/12
FI (1件):
E02F9/12 Z
Fターム (1件):
2D015DA02

前のページに戻る