特許
J-GLOBAL ID:201303026987583794

インクジェット印刷装置における印刷媒体の搬送制御方法およびインクジェット印刷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉谷 勉 ,  戸高 弘幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-074542
公開番号(公開出願番号):特開2013-202945
出願日: 2012年03月28日
公開日(公表日): 2013年10月07日
要約:
【課題】印刷初期の期間においても印刷媒体に作用する張力を適正に制御して印刷品質の低下を極力防止する。【解決手段】連続紙WPは、駆動ローラ7、9、11、13によってロール搬送される。駆動ローラ7、9間、駆動ローラ9、11間、および駆動ローラ11、13間は、ドロー比に応じた回転速度差が付けられている。これにより連続紙WPに張力が作用する。連続紙WPの張力は張力センサ31、33、35により検出され、各張力値が所定の目標値になるように張力制御部61、75、89が制御する。張力制御が安定しない印刷初期期間において、予測制御部91が連続紙WPの張力低下を予測し、その張力低下を抑制するように印刷ユニット19よりも下流側の駆動ローラ11、13の回転数を上げる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ロール状に巻かれた印刷媒体を繰り出し、前記印刷媒体の搬送経路に沿って設けられた複数個の駆動ローラによって前記印刷媒体をロール搬送し、前記搬送経路上に設けられたインクジェット方式の印刷ユニットで前記印刷媒体に印刷を施し、さらに前記印刷ユニットの下流側に設けられた乾燥部で前記印刷媒体に付着したインクを乾燥させて、最後に印刷媒体をロール状に巻き取り回収するインクジェット印刷装置における印刷媒体の搬送制御方法であって、 前記駆動ローラ間の速度差に応じて前記印刷媒体に張力を発生させる過程と、 前記駆動ローラ間で前記印刷媒体に作用する張力を検出する過程と、 前記検出された張力検出値が張力目標値になるように前記駆動ローラの回転速度を制御する制御過程と、 前記印刷媒体への印刷開始の初期期間であって、前記制御過程が前記検出張力値を安定させるまでの間、前記印刷媒体の伸びによる張力低下を予測して、前記印刷ユニットよりも下流側にある前記駆動ローラの回転速度を上げて前記印刷媒体の張力低下を抑制する予測制御過程と、 を備えていることを特徴とするインクジェット印刷装置における印刷媒体の搬送制御方法。
IPC (4件):
B41J 11/42 ,  B65H 23/192 ,  B41J 2/01 ,  B41J 15/16
FI (4件):
B41J11/42 L ,  B65H23/192 Z ,  B41J3/04 101Z ,  B41J15/16
Fターム (23件):
2C056EA04 ,  2C056EC12 ,  2C056EC13 ,  2C056EC31 ,  2C056HA28 ,  2C056HA29 ,  2C056HA30 ,  2C056HA46 ,  2C058AB17 ,  2C058AC07 ,  2C058AE04 ,  2C058AF15 ,  2C058GA05 ,  2C058GB01 ,  2C058GE01 ,  2C060CA22 ,  2C060CB00 ,  3F105AA02 ,  3F105AB04 ,  3F105BA02 ,  3F105CA13 ,  3F105CB01 ,  3F105DA02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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