特許
J-GLOBAL ID:201303027035708727

耐炎化繊維ストランド、その製造方法、及び炭素繊維ストランド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高畑 靖世 ,  木村 嘉弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-053229
公開番号(公開出願番号):特開2013-185285
出願日: 2012年03月09日
公開日(公表日): 2013年09月19日
要約:
【課題】 高ストランド強度の炭素繊維を製造するのに適した、ストランドを構成する単繊維間物性のバラツキの少ない耐炎化繊維ストランドの製造方法を提供すること。【解決手段】 ストランドを構成する単繊維が1000〜30000本であり、必要により溝ローラーを介し、次いで平ローラーを介した後のストランドの扁平率が0.5〜0.95であるポリアクリロニトリル系(PAN系)前駆体繊維ストランドを、必要により溝ローラーを介した後、平ローラーを介して耐炎化処理炉に導入し、耐炎化処理炉では、前駆体繊維ストランドの扁平面に垂直方向から風速が0.1m/s以上且つ1.0m/s未満で、200〜300°Cの酸化性ガスを供給しながら、1.0〜1.15倍の延伸を行う。この製造方法で得られる耐炎化繊維ストランドは、ストランドを構成する単繊維の強度バラツキが7.0%以下であり、且つ単繊維の引張強度測定により得られる各単繊維の荷伸曲線の傾きの値の最大値と最小値との差が0.01N/mm以下である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ポリアクリロニトリル系前駆体繊維ストランドが耐炎化処理されてなる耐炎化繊維ストランドであって、耐炎化繊維ストランドを構成する単繊維が1000〜30000本であり、各単繊維間の強度のバラツキがCV値で7.0%以下であり、且つ単繊維の引張強度測定により得られる各単繊維の荷伸曲線の傾きの値の最大値と最小値との差が0.01N/mm以下である耐炎化繊維ストランド。
IPC (1件):
D01F 9/22
FI (1件):
D01F9/22
Fターム (11件):
4L037CS02 ,  4L037CS03 ,  4L037CT11 ,  4L037CT38 ,  4L037FA01 ,  4L037PA55 ,  4L037PC05 ,  4L037PS02 ,  4L037PS17 ,  4L037PS20 ,  4L037UA09
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (1件)

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