特許
J-GLOBAL ID:201303027038516896

温度変化により会合、解離する二種類のペプチドの組み合わせ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 内藤 浩樹 ,  永野 大介 ,  藤井 兼太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-017697
公開番号(公開出願番号):特開2013-155147
出願日: 2012年01月31日
公開日(公表日): 2013年08月15日
要約:
【課題】低温において会合し、高温において解離し、この会合、解離が可逆反応である、できるだけ分子量の小さい二種類の分子材料を提供する。【解決手段】水溶液中で、低温において会合してロイシンジッパー構造を形成し、高温において熱変性して解離する二種類のペプチドであって、図1Aに示すように、ペプチド配列中にアラニン残基を増やすことで状態遷移中央温度が45°C以上である分子量の小さい二種類のペプチドの組み合わせを開発した。【選択図】図1A
請求項(抜粋):
配列番号1に記載のアミノ酸配列を含む24残基長以下の第1のペプチドと、配列番号2に記載のアミノ酸配列を含む第2のペプチドとからなる24残基長以下の第2の二種類のペプチドの組み合わせであって、両ペプチドの合計濃度が125mg/lの以下の水溶液中で、20°C以下の低温において第1、第2のペプチドが会合してロイシンジッパー構造を形成し、70°C以上の高温においてロイシンジッパー構造から変性して第1、第2のペプチドが解離し、この会合から解離への状態遷移中央温度が45°C以上であることを特徴とし、さらに会合、解離の状態遷移が温度変化に対して可逆的であることを特徴とする第1および第2の二種類のペプチドの組み合わせ。
IPC (1件):
C07K 14/00
FI (1件):
C07K14/00
Fターム (6件):
4H045AA10 ,  4H045AA30 ,  4H045BA05 ,  4H045BA09 ,  4H045BA17 ,  4H045EA65

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