特許
J-GLOBAL ID:201303027097439994
フィルムコンデンサ素子及びフィルムコンデンサ並びにフィルムコンデンサ素子の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
中島 三千雄
, 中島 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-119117
公開番号(公開出願番号):特開2013-247206
出願日: 2012年05月25日
公開日(公表日): 2013年12月09日
要約:
【課題】金属蒸着膜層とメタリコン電極との間での異極同士の接触防止と、メタリコン電極の密着性の向上が効果的に図られたフィルムコンデンサを作製可能なフィルムコンデンサ素子を提供する。【解決手段】ベース誘電体膜層12に、マージン部18と、マージン部18を間に挟んで両側に位置する第一の金属蒸着膜層部分20と第二の金属蒸着膜層部分22とからなる金属蒸着膜層14とを積層形成すると共に、第二の金属蒸着膜層22部分にカバー誘電体膜層16を蒸着重合又はコーティングにより積層形成し、更に、マージン部18上に、第二の金属蒸着膜層部分22におけるマージン部18側の側面の全面を被覆する被覆部30をカバー誘電体膜層16の端部にて形成し、第一の金属蒸着膜層部分20には、誘電体膜層非形成部34を形成して、構成した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ベース誘電体膜層の少なくとも一方の面に、金属蒸着膜層が積層形成されると共に、該金属蒸着膜層上に、カバー誘電体膜層が、蒸着重合又はコーティングにより一体的に積層形成されてなるフィルムコンデンサ素子であって、
前記ベース誘電体膜層における前記金属蒸着膜層の積層面の端部から内側に入り込んだ端部側部位に、マージン部が、該金属蒸着膜層を二つに分断し、且つ該ベース誘電体膜層の端縁に沿って延びるように設けられて、該金属蒸着膜層が、該マージン部を間に挟んで両側に位置する第一の金属蒸着膜層部分と第二の金属蒸着膜層部分とにて構成されていると共に、該第一の金属蒸着膜層部分が、該ベース誘電体膜層の端部に対して端縁に沿って延びるように積層形成されている一方、第二の金属蒸着膜層部分が、該マージン部を間に挟んで該第一の金属蒸着膜層部分とは反対側に位置する該ベース誘電体膜層部分に対して、該第一の金属蒸着膜層部分と非接触で積層形成されており、
更に、該第二の金属蒸着膜層部分上と前記マージン部上に、前記カバー誘電体膜層が、蒸着重合又はコーティングにより一体的に積層形成されて、該マージン部上に積層形成された該カバー誘電体膜層の端部にて、該第二の金属蒸着膜層部分における該マージン部側の側面の全面を被覆する被覆部が設けられており、
そして、該第一の金属蒸着膜層部分上には、該カバー誘電体膜層が積層形成されていない誘電体膜層非形成部が設けられていることを特徴とするフィルムコンデンサ素子。
IPC (1件):
FI (3件):
H01G4/24 321D
, H01G4/24 301E
, H01G4/24 331A
Fターム (9件):
5E082AB03
, 5E082EE07
, 5E082EE23
, 5E082EE24
, 5E082EE37
, 5E082FG06
, 5E082FG35
, 5E082FG38
, 5E082FG42
引用特許:
審査官引用 (7件)
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特開平2-305421
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特開昭63-137408
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金属化フィルムコンデンサ及びその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-100230
出願人:松下電器産業株式会社
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フィルムコンデンサ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-177810
出願人:小島プレス工業株式会社
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特開平2-305421
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特開昭63-137408
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特開平1-248607
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