特許
J-GLOBAL ID:201303027583817348

電線被覆屑の脱落防止工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人広江アソシエイツ特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-058841
公開番号(公開出願番号):特開2013-192430
出願日: 2012年03月15日
公開日(公表日): 2013年09月26日
要約:
【課題】剥離された絶縁被覆を絶縁ヤットコ等でその根元部から切断する際に、電線被覆屑が確実に路上に落下しないようにすることができる電線被覆屑の脱落防止工具を提供する。【解決手段】本発明の電線被覆屑の脱落防止工具300は、皮剥ぎコマユニット200Aと、このユニットのコマ駆動工具100と、被覆屑巻付棒38とからなる。皮剥ぎコマユニット200Aの電線Wの絶縁被覆Waの挟持面には、コマ駆動工具100の全体を電線軸C方向に移動させる推進力を与える螺旋ネジ32が形成されており、この螺旋ネジ32の終端部に、被覆剥ぎ取り刃34が電線軸Cに対して直交し、その刃先34aが電線の絶縁被覆Waに臨む状態で固定されている。巻付棒38は、螺旋ネジ32の終端部近傍に固定される棒状部材であって、螺旋溝の中心線Cと平行に一定長さで延び、その終端部38cはテーパー状に形成されている。【選択図】図5
請求項(抜粋):
電線の絶縁被覆を一方のコマと他方のコマとで両側から挟持し、いずれか一方のコマに装着された被覆剥ぎ取り刃で前記電線の絶縁被覆を螺旋状に剥ぎ取る皮剥ぎコマユニットと、 該皮剥ぎコマユニットを着脱自在に保持し、外部動力により正逆転させる皮剥ぎコマユニットの駆動工具と、 前記皮剥ぎコマユニットにより剥ぎ取った電線被覆屑を一定長さだけ巻き付けて保持し、その脱落を防止する被覆屑巻付棒とを備えて成る電線被覆屑の脱落防止工具であって、 前記一方のコマと他方のコマの電線の絶縁被覆の挟持面には、前記皮剥ぎコマユニットの駆動工具の全体を電線軸方向に移動させる推進力を与える螺旋溝が形成されており、 該螺旋溝の終端部近傍には、前記被覆剥ぎ取り刃が電線軸に対して直交し、その刃先が電線の絶縁被覆に臨む状態に固定されており、 前記被覆屑巻付棒は、前記螺旋溝の終端部近傍に固定される棒状部材であって、その基端部の外径は、前記剥離された被覆屑が螺旋状にカールして形成される円筒体の内径よりも小さく形成され、中間部は、前記基端部の外径のまま前記螺旋溝の中心線と平行に一定長さで延び、終端部の外径は、前記基端部の外径よりも大きなテーパー状に形成されていることを特徴とする電線被覆屑の脱落防止工具。
IPC (1件):
H02G 1/12
FI (1件):
H02G1/12 301C
Fターム (5件):
5G353AA02 ,  5G353AC02 ,  5G353DA06 ,  5G353EA08 ,  5G353EA10
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る