特許
J-GLOBAL ID:201303027607646531

光散乱部材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-021964
公開番号(公開出願番号):特開2013-161911
出願日: 2012年02月03日
公開日(公表日): 2013年08月19日
要約:
【課題】太陽電池モジュールに入射した光を有効活用するために透明前面基板と太陽電池素子との間に光散乱膜を設けた場合であっても、太陽電池モジュールの変換効率が低下せず、PIDの発生を抑制できる太陽電池モジュール用光散乱部材を提供する。【解決手段】樹脂と、無機微粒子とを含む樹脂組成物からなり、厚さ100μm以上の無機微粒子層を含むシート状の太陽電池モジュール用光散乱部材であって、前記無機微粒子は、粒子径が10μm以上であり、前記樹脂はエチレンに由来する構成単位の含有割合が80〜90mol%であるとともに、炭素数3〜20のα-オレフィンに由来する構成単位の含有割合が10〜20mol%であり、190°CにおけるMFRが10〜50g/10分であり、密度が0.865〜0.884g/cm3であり、ショアA硬度が60〜85であり、体積固有抵抗が1.0×1013〜1×1018Ω・cmである。【選択図】なし
請求項(抜粋):
樹脂と、無機微粒子とを含む樹脂組成物からなる、厚さ100μm以上の無機微粒子層を含むシート状の太陽電池モジュール用光散乱部材であって、 前記無機微粒子は、粒子径が10μm以上であり、 前記無機微粒子層における前記無機微粒子の含有量が0.03質量%から0.4質量%であり、 前記樹脂は、以下の要件a1)〜a4)を満たすエチレン・α-オレフィン共重合体であることを特徴とする太陽電池モジュール用光散乱部材。 a1)エチレンに由来する構成単位の含有割合が80〜90mol%であるとともに、炭素数3〜20のα-オレフィンに由来する構成単位の含有割合が10〜20mol% a2)ASTM D1238に準拠し、190°C、2.16kg荷重の条件で測定されるMFRが10〜50g/10分 a3)ASTM D1505に準拠して測定される密度が0.865〜0.884g/cm3 a4)ASTM D2240に準拠して測定されるショアA硬度が60〜85
IPC (1件):
H01L 31/042
FI (1件):
H01L31/04 R
Fターム (2件):
5F151JA04 ,  5F151JA21

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