特許
J-GLOBAL ID:201303027828656418

セメントの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-133907
公開番号(公開出願番号):特開2013-177314
出願日: 2013年06月26日
公開日(公表日): 2013年09月09日
要約:
【課題】セメントキルンの主バーナに用いる燃料中の硫黄分が変動した場合においても、セメントクリンカ中のSO3量を所定の範囲内に保持することができるセメントの製造方法を提供する。【解決手段】窯前4に設けられた主バーナ5からの火炎によって内部が高温雰囲気下に保持されたセメントキルン1内に、窯尻4から内部に投入されたセメント原料を窯前4側へ送りつつ焼成してセメントクリンカを製造するセメント製造方法において、セメントキルン1の窯前4側から、セメントキルン1内の1400°C以上の高温雰囲気中に、少なくとも主バーナの燃料中の硫黄分14の変動量または製造されたセメントクリンカに含まれるSO3量15の変動量を補償する量の石膏を計量して投入することにより、セメントクリンカに含まれるSO3の量を1〜3重量%の範囲内に制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
窯前に設けられた主バーナからの火炎によって内部が高温雰囲気下に保持されたセメントキルン内に、当該セメントキルンの窯尻から内部に投入されたセメント原料を上記窯前側へ送りつつ焼成してセメントクリンカを製造するセメント製造方法において、 上記セメントキルンの上記窯前側から、当該セメントキルン内の1400°C以上の高温雰囲気中に、少なくとも上記主バーナの燃料中の硫黄分の変動量または製造された上記セメントクリンカに含まれる三酸化硫黄(SO3)の量の変動量を補償する量の石膏を計量して投入することにより、上記セメントクリンカに含まれる三酸化硫黄(SO3)の量を1〜3重量%の範囲内に制御することを特徴とするセメントの製造方法。
IPC (3件):
C04B 7/04 ,  C04B 7/38 ,  C04B 7/44
FI (3件):
C04B7/04 ,  C04B7/38 ,  C04B7/44
Fターム (1件):
4G112KA08
引用特許:
出願人引用 (5件)
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