特許
J-GLOBAL ID:201303027902561653

ダンパステー構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-030999
公開番号(公開出願番号):特開2013-166470
出願日: 2012年02月15日
公開日(公表日): 2013年08月29日
要約:
【課題】圧力ガス封入型のダンパステーにおいて、小型化可能なダンパステー構造を提供する。【解決手段】シリンダ26はシリンダ24の軸方向に沿って移動可能となっている。このため、夏期などにおいてガス室36内の圧力が高くなると、コイルバネ28の付勢力に抗してシリンダ26が外筒18の軸方向に沿って矢印A方向へ移動し、ガス室36内の体積が増えて圧力を下げる。また、冬期などにおいてガス室36内の圧力が低くなると、シリンダ26が外筒18の軸方向に沿って矢印Aと反対方向へ移動し、ガス室36内の体積が減って圧力を上げる。つまり、ガス室36内のガス圧に合わせて、シリンダ26がシリンダ24の軸方向に沿ってコイルバネ28の付勢荷重と釣り合う位置まで移動する。これにより、ガス室36の体積が増減し、ガス室36内において温度によるガス圧の変化量を小さくすることができ、従来のダンパステーと比較して小型化を図ることができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
車両後部に設けられた開口部の両側部、及び前記開口部を開閉するバックドアの何れか一方に取り付けられた外筒と、 前記外筒内に固定され、当該外筒よりも短く形成されて内部が貫通する第1シリンダと、 前記第1シリンダの軸方向に沿って当該第1シリンダの内周面を往復摺動する第1ピストンが一端部に固定され、他端部が前記開口部の両側部、及び前記バックドアの何れか他方に取り付けられたピストンロッドと、 前記第1シリンダの径方向内側に設けられ、前記ピストンロッドとの間をシールするシール部材と、 前記第1シリンダが内部に挿入された状態で前記外筒内に収容され、前記シール部材との間でガスが封入されたガス室を構成すると共に当該第1シリンダの軸方向に沿って往復移動可能な第2シリンダと、 前記外筒内に設けられ、前記第2シリンダの径方向外側に配置されて、前記ガス室のガスを圧縮する方向へ当該第2シリンダを付勢するコイルバネと、 を有するダンパステー構造。
IPC (2件):
B60J 5/10 ,  E05F 5/10
FI (2件):
B60J5/10 B ,  E05F5/10

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